Gride

gettyimages/Thomas Northcut

ゴルフスイング

とや

長い距離を2パットで沈めるには準備が大切

なんとかアプローチでグリーンに乗っても、そこから3パット4パットをしていてはスコアはなかなか縮んできません。

長い距離を残しても確実に2パットで抑えるようにすれば精神的にも楽ですし、なによりスコアメイクがしやすくなりますよね。

自宅ではなかなかできないロングパットの練習。

1パット目をしっかり寄せるために準備することとはなんでしょうか。

やっぱり距離感が大切

パターを感覚で打っているゴルファーも多いと思います。

しかし10メートル以上の距離を残してしまうと、どうしても経験値が不足して感覚が合わなくなってきてしまうのは仕方がありません。

距離感をつかむひとつ目の準備は、自分の基準になる距離を作ることです。

たとえば、ヘッドふたつ分後方に引いて真っ直ぐ打ち出したとき、どれくらいの距離が転がるのか、を覚えておくことです。

その日のグリーンの速さによって差が出ますが、基準の距離からどれくらい足りないのか、またどれくらい長いのかを考えれば、感覚が合いやすくなります。

経験は大切 練習グリーンでできるロングパットの準備は?

ラウンド前の準備の練習グリーンで、グリーンの速さを知るにはまず基準となる振り幅でパッティングしてみてください。

それからロングパットの準備として大切なのが、グリーンの端から端まで打ってみることです。

普段こんな距離ってなかなか練習しないですよね。

けれどラウンドでは意外と出くわす場面がありませんか?

かろうじてグリーンに乗せたはいいけれど、ピンは真逆でかなりの距離が残っている、という場面。

どれくらいの強さで打てばグリーンの端まで打てるのか、経験しておきましょう。

初めて打つ距離よりも、打ったことがある距離のほうが距離感が合ってきますよ。

パターにも芯がある 芯を食った当たりこそ距離感の秘訣

パターにだって芯があることをご存知ですか?

実際にヒール側やトウ側でミスヒットすると、方向や距離感がブレますよね。

パターにだって芯がありますので、そこで毎回とらえられるよう準備をしておきましょう。

これは短いパットでも長いパットでも一緒です。

とにかく芯で捉えること、これができなければ距離感がいつまで経っても曖昧なままです。

芯の位置を見つけるのは簡単。

パターのフェースを上に向けて、フェース面にボールを当てながら場所をずらしていくだけです。

"コン、コン"と明らかにいい音がする場所、それこそがパターの芯です。

芯を見つけたら、常にそこでヒットできるよう自宅で繰り返し練習しましょう。

グリーンの傾斜の見方を知ろう

グリーンの傾斜をしっかり読むには、経験と知識が必要となりますが、見る方法を知っておくだけで随分差が出ます。

猫も杓子も強気のストレートラインでは、カップまでしっかり寄せることは難しくなるでしょう。

まずボールとカップを結ぶラインをじっくり見ると傾斜が見えてきませんか?

けれどその傾斜を信じてしまうと、痛い目に合うことがあります。

最初に細かい部分を見るとグリーン全体の傾斜、すなわち大きな部分が見えなくなってしまうんです。

ですのでまずグリーン全体を見渡して、全体の傾斜を把握。

それを考慮しつつ、ボールとカップまでのグリーン面のうねりを見るようにしましょう。


いかがでしたか?

1.自分の基準を作る
2.ラウンド前にグリーンの端から端までを打つ
3.パターの芯を知って、とらえる
4.傾斜の見かたを知る

この4つをラウンドに入る前に準備をすれば、貴方のスコアは劇的に良くなるかもしれませんよ。