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ゴルフスイング

Fagio

偶然とは言わせない!「80台」を狙って出す思考方法とは?

ゴルフを始めた頃の目標が100切りだったりします。

経験も増えて、コンスタントに90台で回れるようになった時に見えてくるのが、80台の壁ではないでしょうか。

この辺りまで来ると1打の重みがまるで違ってきます。

どんな意識でプレーしたらいいのでしょうか?

ラウンド前の練習場では

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80台を狙って出すためには、すべてのホールをボギーペースでラウンドしなければいけません。17ホールでボギーで1つだけパーが取れれば80台(89)です。

大きなミスがあれば、その時点で難しいスコアでもあります。

練習場で意識することは、距離や方向性に加えて、球筋も重要になってきます。

練習ボールは、コースボールに比べて曲がりにくい性質を持っています。

言い換えると練習場でボールの挙動が不安定ならコース上では数倍荒れると思いましょう。

練習場での思考方法として、周囲の目を気にしてナイスショットをたくさん打つ、上手そうな人のような練習をするのではなく、コースで役立つ練習に徹することです。

80台を出すための最低条件を確認しておこう

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80台を狙うためには、ドライバーとセカンド、サードショットの安定度が欠かせません。

ドライバーでOBを打てば、そのホールはダブルもしくはトリプルボギーになってしまいます。

パーペースでラウンドできる腕があるのならドライバーを振ってもいいですが、スコアメイクする上ではOBは避けたいところです。

またショートゲームの範囲になる100ヤード以内のアプローチで、2パット圏内に寄せることも必須です。

つまり、各ホールでは規定打数(パー)から1打少ない打数でグリーンに乗せたいのです(ボギーオン)。パー3なら2オン、パー4なら3オン、パー5なら4オンを目指すのです。

そこから2パットでボギーを目指します。

日頃の練習場で気を付けることとは?

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まずはドライバーでは飛距離を出すことでOBするくらいなら、200ヤードの距離で精度を上げましょう。

このくらいの距離が出れば、パー5でも十分に3オンが狙えます。

次に、ミドルアイアンで120から150ヤードの距離と方向性を繰り返し練習しましょう。

このセカンド、サードショットまでの安定感がスコアメイクには欠かせません。

つまり、まったく力んで振る必要がないことがわかるでしょう。

これらのクラブを得意にしておかなければ、80台を狙って出すのは難しくなります。

本当の要はショートゲームにある!?

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100ヤード圏内から何打でカップインできるのかはとても重要です。

ロングホール(パー5)であってもショートホール(パー3)であっても、この距離は頻繁に打つことになるからです。

理想としては3打の確率をいかに上げられるかが要となります。

パッティングが得意ならそれだけ寄せられなくてもまとまりますが、苦手としているのならアプローチの精度を今まで以上に見直さなければいけません。

場合によっては、50ヤードや30ヤード、バンカーなど状況を分けた練習も効果的です。

このように、課題を1つずつクリアすることで80台は確実に狙えるようになります。

100ヤード以内の得意なパターンを構築して、80台を狙って出していきましょう!