ゴルフスイング
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【ユーティリティの打ち方】打ち込む or 払い打ちどちらが適切?
アイアンとフェアウェイウッドの中間のようなユーティリティ。
ウッドなら払い打ち? アイアンなら打ち込み? と迷うこともしばしば。
どちらが正しいのでしょうか。
ユーティリティって?
ユーティリティ(ハイブリッド)とは、2000年代になってから広く知られるようになったまだ新しいクラブです。
アイアンとフェアウェイウッドの中間のようなクラブとして、アマチュアはもちろんプロでも多くの人が使用しています。
比較的安易に球を上げることができるので、ロングアイアンやフェアウェイウッドの代わりとしてユーティリティを使う人も多いようです。
そんなお助けクラブとして知られるユーティリティですが、「打ち込む」or「払い打ち」どちらが適切な打ち方か知っていますか?
購入したタイプによって打ち方が変わる!
ユーティリティを打つ時は、「打ち込む」のがいいのか「払い打ち」がいいのか迷うという方も多いと思います。
結論から言うと、どちらがいいということはないということです。
ユーティリティには2種類のタイプがあり、そのタイプを見極めて打つということが重要になってきます。
そのタイプというのが「ウッド型」と「アイアン型」。
ソールが大きいタイプのものは、「ウッド型」、アイアンのような形状をしているものは「アイアン型」と呼ばれています。
ウッド型は、レベルブロー
まずは、ソールが広いウッド型の打ち方について見ていきましょう。
ウッド型は、アイアンとは違いソールが広め、かつ重心深度が深く設計されています。
そのため、アイアンのようなダウンブローとフェアウェイウッドのような払い打ちの中間くらいがいいでしょう。
払い打ちよりやや打ち込む感じのレベルブローといえばいいでしょうか。
こうすることで、楽にボールを上げることができます。
ユーティリティでボールを上げたいという人や、ロングアイアンが苦手という人は、ウッド型のユーティリティを使うといい結果に結びつくかもしれません。
アイアン型は、ダウンブロー気味に
続いては、アイアン型の打ち方について見ていきましょう。
アイアン型は、アイアンと比較するとヘッドの幅が広く設計されています。
そのため、アイアンのように打ち込むのではなく、少し払い打ちの意識を加えるとミスが少なくなるようです。
とはいえ、フェアウェイウッドやウッド型ユーティリティと比べると重心も高く、ソールも薄いので、弱めのダウンブローくらいのつもりがいいでしょう。
フェアウェイウッドからアイアンまで、ダウンブローの度合いを表すと
(強い)
アイアン
↓
アイアン型ユーティリティー
↓
ウッド型ユーティリティ
↓
フェアウェイウッド
(弱い)
となります。上に行くほどダウンブロー、下に行くほど払い打ちです。
今回はユーティリティの打ち方についてご紹介しました。
シャフトの長さにもよりますが、「何でもかんでもダウンブロー(もしくは払い打ち)」ではなく、使うクラブによってダウンブローの度合いを意識して変えてみてください。
今までにない発見があるかもしれませんよ。