ゴルフスイング
seamoon
飛んで曲がらない!フェアウェイウッドの打ち方をマスターする!
一般的にフェアウェイウッドは、難しいクラブと言われていますね。そして、アイアンに比べて飛距離の出るクラブでもあります。
フェアウェイウッドを使いこなして、飛んで曲がらないボールを打てるようになりましょう!
フェアウェイウッドの構造
フェアウェイウッドはドライバーに比べてヘッドが小さいので、必然的に重心距離が短くなり、ヘッドが返りやすくなっています。そのため、ドライバーよりスライスしにくいモデルが一般的です。
スライスしにくいと知った上で打ってみると、そのことを実感できるはずですよ。はっきり認識できれば、ティーショットでの攻めの打ち方に広がりが出てくると思います。
またヘッドが後方に長いため、重心深度が深く、ボールが上がりやすい構造と言えます。
なので、ボールを上げるようにすくい打ちをするのではなく、クラブを信じて横から払い打つように打ってみましょう。
ただし、ドライバーのヘッドスピードが40メートル/秒以下の場合は、3番ウッドなどロフトの立ったフェアウェイウッドは球が上がらない可能性もあります。そのような人は、4番や5番ウッドから試してみましょう。
1.アドレスはバランス良く
フェアウェイウッドを使いこなし、飛んで曲がらないボールの打ち方をマスターするには、バランス良くアドレスする必要があります。
ボールポジションや前後左右の体重配分が上手くできていると、腕やグリップに力が入り過ぎずスイングしやすい状態ができます。
アドレスした時に重心が前後や左右に掛かり過ぎず中心にある状態とは、2~3回ジャンプをして着地した時の状態です。この感覚を元にアドレスする練習をしていくのがいいでしょう。
2.飛んで曲がらないためのバックスイング・ダウンスイング
バランスのいいアドレスからのバックスイングでは、上半身と下半身がしっかり捻転し、大きなトップスイングを迎えます。トップのポジションで重要なのは身体の捻転です。
下半身がしっかり粘っているか、身体の軸がズレていないか、後方から見てトップのポジションで右腕のラインが肩と耳の間に入っているかなどができていれば理想です。
下半身はトップのポジションまでしっかり回り切って、最大に捻転させましょう。ダウンスイングでは、打ちに行こうと身体が左に突っ込んだり、インパクトで左肩が上がってしまったり、詰まってしまうことがあります。
打ち方としては、トップからフィニッシュまで、フェアウェイウッドを一気に振り抜いてください。
ボールがしっかり上がって飛距離の出るスイングができるはずです。インパクト時にはしっかりと左サイドに壁を作って回転してくださいね。
3.飛んで曲がらないための理想のフィニッシュ
理想のフィニッシュとは、腕と身体が離れないでしっかりと最後まで振り抜いていて、体重がしっかり左右の足に乗っている状態です。右足は後から付いてくるようなイメージですね。
いかがですか? なんとなくでもイメージができたでしょうか?
フェアウェイウッドの正しい打ち方をマスターして、飛んで曲がらないボールが打てるようになれば、長めのパー3(ショートホール)でワンオンが狙えたり、短めのパー5(ロングホール)のセカンドショットで2オンが狙えたりするようになります。
フェアウェイウッドが上達すれば、今以上にゴルフを楽しめること間違いなしですよ!
まずはバランスのいいアドレスに入れるように練習してください。そして、バックスイング、ダウンスイング、フィニッシュと、1つ1つマスターしていってくださいね。