ゴルフスイング
とや
自宅練習で差を付けろ!素振りには上手になる要素が満載
ゴルフってボールを打つ競技なのは誰だって知ってることですよね。
同じような競技にテニスや野球がありますが、これらのスポーツって練習で素振りをものすごく練習しますよね。
それに比べてゴルフってどうでしょうか。アマチュアゴルファーは驚くほど素振りをしません。
手軽に練習場に行けてしまうという背景もあるかもしれませんが、素振りには上手になる要素がたくさん詰まっているんですよ。
ちょっと見てみましょう。
素振りの練習法その1 1回1回しっかり
素振りと言えば、1回1回しっかりスイングすることでしょう。
「素振りなら芝の上を“サッ”とヘッドが抜けるのに、ボールを打つ時にはダフって(またはトップして)しまう」
という方はかなり多いのではないでしょうか。
そういう方はボールを打つことに意識を取られ過ぎて、普段のスイングができていないことが原因です。
1回1回ボールがあるつもりで素振りをすると、少しずつボールを打つ時と素振りとのイメージの差が縮まってきます。
正直、クラブがなくても、イメージで素振りだってできるんです。
素振りの練習法その2 連続スイング
この連続スイングは
・アドレスからバックスイング
・インパクトしてフォロー
・フォローから切り替えして、トップまで持っていく
・スイングに入る
というスイングと逆スイングを繰り返し行っていきます。
リストターンのタイミングやアームローテーションの強弱、下半身と上半身の連動とリズムなどを養うことができます。
「スイングのリズムが悪い」と言われたことがある方は、この練習をすることでリズムがつかめるようになってきます。
また忘れがちなのがリストやアームローテーションですが、連続してスイングすることで少しずつ適正な動きに近づいていきます。
素振りの練習法その3 ゆっくりスイング
宮里藍選手がよくやる練習法として知っている方も多いのではないでしょうか。
見ての通りゆっくり素振りをすることなんですが、いつもの7割とか5割とかのレベルではありません。
バックスイングに5秒、インパクトまで5秒、フォローまで5秒という、かなりゆっくりした動きです(ちなみに宮里藍選手は2分以上かけるらしいです)。
やってみるとわかるんですが、これが上手くいきません。
すごくゆっくり振っているのに、ダフったりフィニッシュがおかしくなったりすることがあります。
悪い部分をあぶり出すチェックとしても使えますし、修正箇所の確認や成果を見るのに非常に有効です。
素振りで大切にしたいチェックポイント
ただただ闇雲にクラブを振っても、それだけ体が馴染んで上手になってくるかもしれません。
が、そんな根性論みたいなことをするのは遠回りです。
素振りではチェックするべきポイントがあります。
・スイングのリズム
・スイング軌道やフェースの返りの確認
・体幹や目の位置の固定
この3つです。それぞれ紹介した3つの練習にすべての要素がしっかり詰まっています。
素振りだって立派な練習の1つです。目的を明確にして取り組むことで練習効率が格段にアップしますよ。
いかがでしたか?
「素振りなんて……」というそこのあなた、ボールがないからこそできる練習もあるんです。
どうせ家でゴロゴロしているなら、ちょっとだけがんばってみませんか? 軽く見られがちですが、素振りって効果的なんですよ!