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ゴルフスイング

ノザ@ゴルフライター

ゴルフは調整力が肝!調子が悪い時にもベストスコアを狙う考え方!

どうも~ノザです!

今回は「ゴルフは調整力がひたすら大事」をテーマに書いていきます。

もういきなり結論から言いますが、ある程度のレベルに来たなら、もう後は本番での調整力ですよね。この調整力がある人はスコアを崩さない人が多いのです。

例えばこういう方いませんか?

練習では左に左に行っていた人が、プレーが始まると真っすぐ飛び出して、結果いつもと変わらないスコアで上がるという。

そんな方は調整力が長けているんです。

実際本当にショットの調子は悪いんです。打っている本人はもう感触が気持ち悪くてずっと浮かない表情。しかしスコアだけはしっかりまとめる。

今回はこの調整力について書いていきます。

「今あるものでやっていく」という考え方

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調整力とは言い換えれば、「今あるもので何とかする」と同義です。

料理人は冷蔵庫を開けると「今ある材料でおいしい料理を」と頭が切り替わると言います。

これはゴルファーにも言えますよね。

上記で紹介した、練習ではスライスばかりしていた方。この方はその日、球のつかまりが悪く、練習では修正が上手くできていなかった訳です。

しかしそれが「今あるもの」なのです。もうプレーは目の前でして、文句を言っていても始まらない。スライスでやるしかない。

スライス幅を狭めるために手首をこねくり回してどうにかショットは対応しました。

しかし実際は、「正規の修正でない付け焼き刃なテクニック」。打っている本人はずっと気持ち悪い。

ただそれに周りは気付いていなくて、「調子を取り戻してるじゃん」と、とにかく驚く訳ですよ。

ラウンドが終わってみればスコアはいつもと大差ないものになっている。周りはすごいと言いますが、本人はもちろん微塵も納得していません。

ただ調整できたことにはホッとしている状態。

このからくりは「今ある武器で最良なプレーをした」結果なんです。

前日の練習がダメでもベスト更新!

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仮に最悪な状態でのラウンドとしましょう。全然ショットも芯に当たらないし、スイングも全然しっくりきていない。

球も荒れに荒れ、どっちに飛んで曲がるかわからないレベル。もう本当どん底状態ですが、明日はラウンドの予定が入ってる。

100切れないかもしれない……という状態でゴルフ場に乗り込んだのですが、結果はベストスコア更新。ティーショットが面白いほど真っすぐ飛び、アイアンもビシビシ決まる。これ僕の実体験。最近の話です。

なぜこんなことになったのか自分でもよくわかっていなくて、体の調子なのか、スコアを諦めたのがメンタル面にプラスに作用したのか。

とにかく前日の状態なんてアテにならないなということがわかりました。

大事なのは判断力! 攻める状態か攻めない状態か判断!

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最悪な状態から一転して最高の結果に。その一助となったのは調整力です。

振り返ってみると、その日は判断力が冴えていたと思います。状態は悪かった訳ですからセーフティーなプレーをしようと心掛けていました。

でも数ホールこなした所で、これはいつより調子が良いぞと感じました。

「こんなに調子が良いんだから、いつもより少し攻撃的に行こう」と攻め方を一転。

それが見事にハマりました。でも頭の中には「いつ調子の悪い自分が出てくるかわからない」というのがあったので、常に自分の状態にはアンテナを張っていました。

不思議なもので絶好調な時って頭は冷静なんですよね。で、体は全然疲れない。

後半になって本来の調子の悪い自分が出てきました。しかし頭は冷静なので、調子が悪いなりのプレーに変更。無理に狙わず、ティーショットもアイアンで刻んだりしました。

とにかく判断力が大切。それがあればどんな状態であれ戦っていけると思いました。

絶好調でも上手くいかない時もある

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僕は絶不調な状態から最高なプレーができました。ということはですよ? 最高な状態でゴルフ場に着いたって、最悪な結果になることもあり得る訳です。

練習ではすべてのショットが真っすぐ飛んだのに、ラウンドになったら球が曲がり出す。全然あると思います。

それもやっぱり調整力でどうにかなります。メンタルは相当やられると思いますよ? なんせ絶好調だった訳だから。

しかし、「今あるものでやっていく」しかないのです。

何ができて何ができないのか? 1つずつ情報を集めて、今できるベストなプレーをする。

それには冷静な頭と。断捨離が必要。

それができればどんな状態であれ、プロのようにとまではいかなくても、極端に大叩きするような事態にはならないかも知れません!

まとめ・ゴルフは調整力が大切! 自分の調子には敏感に! そして冷静に!

ということでまとめます!

【ゴルフは調整力が重要! 調子が悪い時にベストなプレーをする考え方】

1.今あるものでやっていくという考え方
2.最悪な状態でもベストスコアは出せる
3.攻めるか攻めないか? 大事なのは判断力
4.絶好調でもダメな時はダメ

以上になります。

調整力がすごいプロと言えば、松山英樹プロが最初に頭に浮かびます。どんなに状態が悪い時も本当に崩れない。仮に納得のラウンド時のスコアが67とかで、悪い時でも71とかそんなものです。

一見するとスコア的には4打ほどの差しかないので、どこが調子悪いの? と思うんですが、不調は不調。調整しているだけ。

ただその調整力がハンパじゃないんですよ。

僕達アマも調整力を磨き、たとえ状態が悪い時でも戦えるようにしましょう!

それではまた!