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オリオット
スタッツから読み解く!スコアメイクのマネジメントについて考えてみた!
コースに出ると、スイングやパットの振り方ばかりを気にしてしまうことがあります。
練習で上手くいったことがコースで上手くいかない時は特にそうです。
そうなると、スコアメイクのためのマネジメントが疎(おろそ)かになり、ボールは悪い方向にばかり行って大たたき……。
そんなことにならないよう、スコアメイクのマネジメントについて考えてみました。
目次
スタッツの相関関係からスコアメイクの優先度を決める
直近83ラウンドのスタッツの相関関係(EXCELのデータ分析)を調べてみました。
スコアと一番相関のあるスタッツはパーオン率(-0.58)、次は寄せワン率(-0.47)、その次はパット数(0.34)という結果になりました。
パーオン率は、フェアウェイキープ率(0.37)に弱い相関があります。
このことから、“できるだけフェアーウェイをキープしてパーオンを狙う”ことがスコアアップにつながることが分かります。
そして、パット数と相関のあるのは寄せワン率(-0.87)ですので、“グリーンを外したら寄せワンでパット数を減らす”ことがスコアアップにつながることが分かります。
飛距離よりはフェアウェイ、ピンよりはグリーンセンターを狙う
1ヤードでも遠くに飛ばしたいというのがゴルファーの心情です。
オリオットもそうです。
ですが、スコアメイクのためにはフェアウェイからグリーンを狙うほうがパーオン率は良くなるので、飛距離よりはフェアウェイキープを優先すべきというマネジメントに行きつきます。
そして、グリーンを狙う時はどうしてもピンまでの距離でクラブを選択し、ピンを狙いたくなります。
しかし、パーオン率を上げるにはグリーンセンターを狙うほうが安全です。
つまり、ピンを狙うのではなく、グリーンセンターを狙うというマネジメントに行きつきます。
このようなマネジメントは当たり前のようにも思えますが、コースに出るとそれができなくなるのがゴルフです。
スコアメイクのために何を優先すべきか、常にその基準を持っておかないと、ピンを目の前にすると心が揺れ動き、間違った選択をしてしまう可能性があります。
グリーン周りからの寄せはグリーンオンを優先する
グリーン周りからの寄せワンはスコアに直結しますので、大変重要なショットになります。
我々アマチュアは、パーオンできるホール数は限られているので、グリーン周りからのアプローチの場面が多くなります。
しかもボールのライやピンまでの距離など同じシチュエーションはほとんどないので、クラブや打ち方の選択肢が多いショットになります。
かといって、寄せたいと思うあまりピンにこだわりすぎるとスコアを崩す原因になることもあります。
寄せるというよりは、確実にグリーンに乗せるマネジメントを心がけるほうが結果的にスコアメイクにつながることもあります。
スコアメイクのマネジメントは人それぞれ、日々変化する
ここで紹介した例は、オリオットが現時点で大切だと考えるスコアメイクのマネジメントであって、当然ながら人それぞれに合ったマネジメントがあります。
ゴルフの上達度合・体力・体調・コースコンディション・レイアウトなど、ゴルフを取り巻く環境に適した人それぞれのマネジメントがあります。
そのマネジメントは日々変わるもの、変えなければいけないものとも言えます。
そのあたりがマネジメントの難しいところですね。
そのためにも、一般論ではなくここで紹介したようなデータに基づく分析が役に立つと思います。
そして、いったんコースに出たらスイングのことばかりを気にするのではなく、スコアメイクのマネジメントに徹すれば、スコアアップにつながると思います。
スコアメイクのマネジメントを考えるキッカケになれば幸いです。