ゴルフスイング
Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ
簡単に10ヤード飛距離アップする魔法の運動「動的ストレッチ」とは!?
こんちには! TPIトレーナー&JPDAドラコンプロのYanagiです。
新作情報をくまなくチェックし、新しい武器を心待ちにしている人、マークダウンしてお買い得になるドライバーを狙っている人、様々だと思います。
しかし、その心は1つ!! 「飛距離を伸ばしたい!!」ですよね。
そこで今回は、「クラブに頼らず」、「誰でも」、「簡単に」、10ヤード飛距離を伸ばす方法をお伝えしようと思います。
※誰でも→トップアスリートは除く
「そんなバカな……」と思うかもしれませんが、ほとんどのアマチュアゴルファーに欠けている点を15分くらいで改善できる方法です!
さてそれはどんな「魔法」でしょうか?
目次
結論:「ゴルフに最適化した正しい準備運動」を取り入れる
いきなり結論からお伝えしましたが、他のスポーツと比べて、ゴルファーは圧倒的に「準備運動が不足している」もしくは「間違った準備運動を取り入れてる」という事実があります。
最近のトッププロは完全に「アスリート化」していますし、ジュニアからトッププロを目指してトレーニングを積んできた人がほとんどですが、一方でアマチュアゴルファーは社会人になってから仕事の付き合いで始める人が多いですよね。
そういったプレー環境からか、「スポーツ<娯楽」というイメージで、体の負担を軽くみる人も多いのかもしれません。
しかし、ゴルフは「マラソン」より「短距離走」に近いスポーツで、瞬間的に大きな力を発揮する必要があるスポーツです。
また、慣れない回転運動を行いますから、膝や腰をケガする人が多いスポーツでもあります。
「短距離走」では、トラックに到着するなりいきなりダッシュをする人はいませんよね。
筋肉が動ける状態になるまで、しっかりとウォーミングアップを行うはずです。
でもゴルフ場や練習場では、軽くストレッチしたらすぐにボールを打ち始める人が多い……。
もちろんいきなりフルショットする人はいませんが、アプローチ練習しながら何となく体を温めるという人がほとんどだと思います。
その原因は、「ゴルフに最適化した正しい準備運動」がどんなものか知らないパターン、「準備運動」の大切さを見失っているパターンなどいろいろだと思いますが、今まで準備運動が不足していた人は、15分間の準備運動を取り入れるだけで飛距離が「10ヤード」アップします!
みなさんがよくやる「準備運動」=「静的ストレッチ」
ボールを打ち始める前に皆さんがよくやる準備運動→腕や肩をグーっと伸ばしたりする動きは、「静的ストレッチ」と呼ばれる運動です。
この「静的ストレッチ」は反動を利用せずにゆっくりと筋を伸長する動きで、筋肉の緊張を和らげ柔軟性の向上や関節可動域が拡大される効果があります。
しかし!!
準備運動で「静的ストレッチ」を取り入れると、必要以上に可動域や柔軟性が向上されてしまい、発揮筋力の低下やパフォーマンスの低下につながります。
残念ながら、練習にきていきなり、「飛距離を落とす運動」をしてる人が多いのです……。
スポーツのパフォーマンスを上げるためには「動的ストレッチ」(ダイナミックストレッチング)が必要なのです。
実際に「静的ストレッチが運動パフォーマンスに与える影響(デメリット)」については、多くの論文が書かれています。
「静的ストレッチ」は、トレーニングが終わった「整理運動」に取り入れる動きなのです。
「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」のゴルフパフォーマンスに与える影響
では、「準備運動」はどれくらい飛距離に影響があるのでしょうか?
以下のような研究結果の組み合わせから、5~10ヤード程度変わると考えていいと思います。
1.「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」によって、2%程度飛距離が変わる
2.「動的ストレッチ」直後では、「垂直跳びテスト」の高さと出力を最大14%向上する
3.「静的ストレッチ」直後では、「垂直跳びテスト」の高さと出力は最大28%低下する
ドライバーの飛距離を伸ばすためには、「地面反力」を有効に使えているかが大きな分かれ道です。
「踏んで飛ぶ」=「垂直跳び」の動きを強化することが、飛距離アップトレーニングで一番大切な部分です。
ジャンプ力だけでもこれだけの差なのですから、ゴルフに必要な筋肉すべてを的確にウォーミングアップすることができれば、もっともっと飛距離に違いが出てくるかもしれません!
「ゴルフに最適化した正しい準備運動」のやり方
準備運動を文字で説明するのは難し過ぎるので、私が実践しているウォーミングアップを動画撮影してきました!
お金をかけず、簡単に飛距離アップできちゃう準備運動ですので、ぜひ取り入れてください。
特に、「骨盤周りの動き」を改善していくことが飛距離アップのコツなので、時間がない時でも、「骨盤」の運動は必ず実施してください!
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