ゴルフスイング
とや
USTMamiyaのクラブフィッティングを体験!いったい何がわかるの?
こんにちは、ライターのとやです!
先日USTMamiyaのクラブフィッティングを体験してきました。その様子をレポートしていきたいと思います。
USTMamiyaと言えば「アッタス」シャフトが有名ですよね。
どんなフィッティングなのか、そしてシャフトフィッティングで何がわかるのかを紹介していきたいと思います!
目次
USTMamiyaが身上とするCPMフィッティング
USTMamiyaではCPMフィッティングというものを行っています。
これは計測機器でクラブそのもののCPM(振動数)を計測。そしてあらかじめ測定した握力やミスの傾向などのデータから、ベストなクラブのCPMを算出していきます。
そのCPMの理想値と、現在のクラブのCPM、どれくらい違いがあるのかをチェックしていきます。
そしてCPMを理想値に近づけていく、というフィッティングなのです。
だからドライバーやウッド類だけでなく、アイアンやウェッジだってCPMを計測します。
ちなみにライターとや、ドライバーやウッド類はCPMが低過ぎ(アンダースペック)、アイアンはCPMがちょっと高め(ややオーバースペック)なのが判明。
CPM(振動数)って何だ?
CPM(振動数)とは、シャフトがしなり戻るスピードです。
CPMが低ければしなり戻る力が弱くアンダースペック気味。逆に高ければしなり戻る力が強くオーバースペック気味、という判断ができるんです。
その人その人によって、最適なCPM(振動数)はもちろん違います。
フィッティングでは、最初に問診票のようなものを書いていきます。
その問診から、その人に合った最適なCPM(振動数)を算出。それをフィッターとゴルファー同士で共有して、CPMを理想値に近づけていくんです。
セットモノのアイアンならば、そこまで大きくCPMがズレないかもしれませんが、問題なのはアイアンとウッド類。
ちゃんと流れができていると思っていたら、大きくズレていた、なんてこともあるんです。
一般的に力があると言われている男性は、アイアンならダイナミックゴールドS200やモーダス3の120シリーズ。
ドライバーやウッドは純正Sシャフトを選ぶ人も多いのではないでしょうか。
ライターとやも同じでしたが、アイアンはややオーバースペック、ドライバーとウッドは大きくアンダースペックとCPMが理想値とは大きくかけ離れている状態でした。
ドライバーとウッドは大きくアンダースペック
ここで大きく理想値とかけ離れていたドライバーとウッド。
実はドライバーやウッド類はかなり左に引っ掛けてしまうショットが多く、しっかり振り切れないでいました。
そこでCPMを確認しながらちょうどいいシャフトを探してみると、USTMamiyaの中でもヘッドが走り、ボールが上がるATTAS CoooLに白羽の矢が立ちました。
正直走り系のシャフトは安定しなさそうで敬遠していたんですが、適度に重量もあって、シャフトの戻りを感じられて振りやすい!
剛性分布を見ても、中央から少し先のところがしなやかになっているのがわかります。また手元がしっかりとしているので、個人的にはものすごく切り返しやすさを感じました。
ドライバーとウッドのCPMを合わせたら
今まで使っていた純正シャフトでは怖くてしっかり振り切れませんでした。重量やCPMを合わせたシャフトを選んだだけで、これが強く振っても大丈夫なんです。
うーん、やっぱりフィッティングって大切なんだな……と痛感。
ショットのバラつきも少なくなって、しかも振れるから飛距離も出る。これはもっと早く出会っておけばよかったとちょっと後悔するレベルでした(笑)。
ドライバーは、純正シャフトでは飛距離が220ヤードから250ヤードほどとかなりばらつきがありましたが、明らかなミスショットを除けば260ヤード前後で安定。シャフトでこんなに変わるんだ、と驚きを隠せませんでした。
USTMamiyaのフィッティングはCPMを重要視
フィッターの吉川さんに伺ったところ、USTMamiyaのフィッティングは「CPMフィッティング」という名前の通りクラブの振動数を重要視しているんです。
もちろんCPMがすべてではありませんが、トータルバランスを考えながら細かにゴルファー個々に合わせていくのが大切なんだそう。
東京のフィッティングラボのフィッターさんは全員で4人。
日々フィッターさん同士でスイングや弾道などのデータを蓄積。そして情報交換を頻繁に行っています。
フィッター同士で知識をフィードバックしていくことで、フィッティングに関するデータをブラッシュアップしているんですね。
USTMamiyaのフィッティングってどんな人に使ってほしい?
今回僕のフィッティングを担当してくれたのが写真の橋添フィッター。
橋添フィッター曰く。
「リシャフトする方は、ゴルフ歴が長い人や上手な方が多い印象ですが、ゴルフ歴の浅い方でもその時点でのベストなフィッティングを行えます。
思っているようなボールが出ないとか、ナイスショットが曲がってしまうだとか、そういう症状が出る方の中にはシャフトに原因がある方も多いんです。
なのでゴルフで悩んでいる方は上級者の方でも、まだまだこれからゴルフをがんばっていきたい、という方でも広くフィッティングを受けていただけたらと思います」
なるほど! フィッティングは上級者の特権ってわけでもないんですね。
USTMamiyaのフィッティングはどこで受けられる?
USTMamiyaのフィッティングが受けられるのは全国で3カ所。
東京、大阪、山口で受けられますので、興味のある方はぜひUSTMamiyaのCPMフィッティングを受けてみてはいかがでしょうか。
ちなみにフィッティングは要予約で、電話かインターネットでの申込みとなります。
フィッティングは90分で診断料が8000円。
迷えるゴルファーにとって、クラブをどうしたらいい!? という疑問を一発で解決してくれるクラブフィッティング。
これはもうフィッティングに行くっきゃないでしょー!