ゴルフスイング
TeruさんGolf
アプローチは得意な一つの打ち方を極めよう!
ゴルフのスコアを決定付ける、グリーン周り。
その時に大切となるパターをよりいい位置から打っていくために、アプローチはとても重要なポイントの一つとなります。
さて、あなたはアプローチは得意ですか?
アプローチって、これだけ重要なモノだという認識があるのにもかかわらず、意外と練習されていないものでもあるんですよね……。
少なくとも、アプローチが上手になっていてゴルフで困ることはありません。
今回は、よりアプローチの成功率を高める方法について考えていきたいと思います!
主流となる自分のアプローチを見つける!
アプローチには、上げる、転がす等様々なアプローチの方法がありますが、基本的には上げて転がすという複合アプローチを使うべきでしょう。
例えばですが、30ヤードのアプローチがあるとします。
何ヤード飛ばして、何ヤード転がすのか、というアプローチを常に基本に設定してください。
また使用するクラブも基本的に1種類にしたほうがいいでしょう。
58度のウェッジで20ヤードキャリーで打ち、10ヤードは転がす、などが具体的な例になります。
こう考えると距離が変わっても2:1の比率は変わりませんから、アプローチを打っていく時のイメージがつかみやすくなるのです。
またこのアプローチを反復していくことで、自分のアプローチに徐々に自信がついてくるでしょう。
その際に、クラブのどの辺りをグリップするのか、フェース面はどうなっているのかという点をしっかり反復し、体に染み付かせてください。
アプローチは繊細なものですから、グリップの場所が違ったりフェース面が違うだけで思っていたショットとは異なったものになってしまいます。
人それぞれな部分もあるので、あえてどういった握りがいいのか等は伏せますが、自分がイメージを出しやすい形を優先してもらったほうがいいと思います。
上げる、転がすなどではなく、基本的にはアプローチで攻めるという自分の主流を見つけるようにしてください。
上げる、転がすは例外と考える
よく「アプローチは転がすほうがいい」といいます。
確かに無駄な力が入らないのでトップしてグリーンの反対側までオーバーしてしまうといった大ケガは防げるのかもしれません。
しかし、普段ラフやフェアウェイで転がす練習ってしていますか?
正直、どれくらい転がせばどれくらい飛ぶのかなんて全然わからないものです。
これくらい転がせばいいか、と思ってグリーンの反対側に行ってしまうことだって実際のところあるものですよね。
また、上げるアプローチは一番難しいです。
先述の通りトップなどのミスが生まれやすいですし、フェースを開いて上げようとするとザックリなどのミスが出やすくなります。
だからこそ、上げる、転がすといったアプローチは自分の主流のアプローチが使えないときのみ使用する「例外」と考えるほうがいいでしょう。
自分の主流のアプローチがしっかりと打てているのであれば、アマチュアゴルファーのレベルで絶対に上げないといけないアプローチ、転がさないといけないアプローチという場面にはそんなに遭遇しないものです。
上げるアプローチで挑戦しないといけないのか、それとも自信のある自分のアプローチでトライできるのか、しっかりイメージを出してからショットするようにしてください。
どの距離までがアプローチなのか、自分の指標を作る
厳密な定義としてはグリーンを狙っていくショットのことをアプローチというのでしょうが、あえて自分の中でアプローチはここまで、この距離以上は通常のショット、と区別して考えるようにしてください。
筆者の場合だと、フルショットで打つものはショット、それ以下のハーフショットなどはすべてアプローチだと区別しています。
プロの解説などを聞くと、フルショットを緩めるだけで距離を調整できるようなニュアンスに聞こえますが、スイングが安定していない場合はなかなか難しいです。
あえてアプローチを区別することで、グリップやスタンス、ボールの位置やフェース面などを変えたアプローチ用ショットを打てるようにしているとそこまで大きなミスになりません。
つまり、フルショットから緩めていくという発想ではなく、アプローチはアプローチ、その距離はアプローチスイングの振り幅で変えていく、という考え方です。
こうすることでハーフショットへのミスの恐怖を減らすことができますし、ある程度の距離でも自信を持ったアプローチを行うことができますよ!
反復練習と考え方がアプローチには大切!
アプローチに大切なことは何よりも反復練習です。
ドライバーの飛距離は年齢とともにどうしても下がってしまうものですが、アプローチの技術はそれほど悪くなることはありません。
しかも、アプローチはゴルフのスコアを作る中で大切なポイントの一つです。だからこそ常に練習して自信を持っていくことが大切になるといえるでしょう。
打ちっ放しで練習しても意味がないから練習しない、という方も少なくありませんが、スイングのイメージを作るためと考えると打ちっ放しでアプローチ練習を行うことは決して無駄なことではありません。
しかし、確かにキャリーとランの距離感等はつかみにくいですから、コースでアプローチ練習場があるところならば積極的に練習していきたいですね。