Gride

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ゴルフスイング

かずやん@ティーチングプロ

グリーンの傾斜を読むときに心掛けること

こんにちは、かずやんです。

グリーンでボールをカップインするためには、ボールがどのように転がるのかを把握する必要があります。

傾斜によって上り、下り、右曲がり(スライス)、左曲がり(フック)と4パターンの状況があり、複雑に合わさる場合もあります。

今回はグリーンの傾斜の読み方についてご紹介します。

傾斜を読む作業はグリーンに乗る前から始まっている

グリーンの傾斜がどうなっているのかを見る時、普通はグリーンに乗って、ボールとカップの間の傾斜を読むと思います。

基本的にはそれで大丈夫です。

しかし、傾斜が緩やかだと、グリーンに立った時に真っすぐに見えてしまい、傾斜が正確に読めずカップインできないことがあります。

そんなことがないよう、グリーンの傾斜はグリーンに乗る前から把握するようにしましょう。

グリーンを離れたところから見ると、全体がどのように傾斜しているのかはっきりわかります。

ボールがピンより奥に行くと下りのパット、手前なら上りになることがわかると思います。

そうすれば、どの位置にボールがあればカップインしやすいか把握できるので次のショットにも影響してきます。

この写真の場合は、ピンより手前にボールが残るようにすると、上りのパットになるのでカップインしやすいと思います。

すでにボールがグリーンに乗っている場合は、この時にボールとカップの間がどのように傾斜してるのかも把握しておくと良いでしょう。

いろんな方向から傾斜を読む

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写真のようにカップとボールの後方から傾斜を読んで、実際の転がり方をイメージするのは大切です。

余裕があるなら、ボールとカップの間の傾斜をいろんな方向から見るようにしましょう。

後方から見た時のイメージを確実なものにできたり、また違ったイメージが出てくることもあります。

どのように転がるかしっかり把握してパットすると、もしカップインできなくても次のパットに必ず活きてきます。

ただ、あまり時間をかけるとスロープレーになってしまうので注意しましょう。

高麗グリーンは芝目も気にしてみましょう

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日本には主にベントグリーンと高麗グリーンの2種類の芝生のグリーンがあります。

多くのゴルフ場ではベントグリーンの芝生が使われており、芝目のことはそれほど気にしなくても良いのですが、高麗グリーンの場合は注意が必要です。

高麗グリーンは葉が硬くてしっかりしているため、芝目の影響を受けやすくなります。

芝生には生えている方向があり、その方向によって順目と逆目という芝目があります。

順目は芝生の生えている方向に沿っている状態、逆目は生えている方向に逆らっている状態のことです。

平らなところでも順目ではカップに届くけど、逆目では芝生の抵抗で届かないなんてことになるので、強さを調整しないといけません。

芝目を読む方法は、カップの切り口を見れば芝生の生えている方向がわかります。

カップに芝の葉先がかかっている側から、かかっていないほうに対して、順目になります。