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ゴルフスイング

Nick Jagger

ストローク、メンタル、道具。パッティングでパンチが入る3つの原因

打った瞬間、「これは強過ぎる」ということがわかるパットがあります。

いわゆるパンチが入ってしまったというパットです。

原因は、ストローク自体に問題があるか、メンタル、そして2つが複合したものがあります。

プレッシャーが打ち急がせる

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多くの場合、パッティングストロークが手打ちになっていることが原因で、パンチが入ってしまうのです。

例え振り子式のストロークをしていても、インパクトの瞬間に手が打ちにいってしまえば、ヘッドスピードが急に速くなって、パンチが入ってしまいます。

では、なぜ手が打ちにいってしまうのかといえば、1つは打ち急ぎです。

大事なパットほど、プレッシャーがかかります。

そのプレッシャーから早く逃れたい、早く結果を見たいという本能が打ち急ぎを誘発するのです。

打ち急げば、ストロークのヘッドスピードが増しますから、すなわちパンチが入ってしまうのです。

また、距離感に対する不安というのもあります。

素振りでタッチをイメージしても、いざ実際にストロークする段階になると、「これでは届かないかも……」という思いが一瞬頭をよぎります。

すると、次の瞬間、もう少し距離を出そうとして、パンチが入ってしまうというわけです。

「打つ」ではなく、「転がす」という意識を持つ

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パンチが入るのを防止するには、とにかくインパクトの強弱で距離感を調節しようとしないことです。

あくまで振り子式のストロークで距離感を出すということを肝に銘じます。

具体的には、バックスイングよりもフォロースルーをしっかり取ることを意識します。

フォロースルーをきちんと取ろうとすると、オーバーを警戒して、自然にストローク自体がゆっくりになるのです。

しかし、ゆっくりであってもしっかりフォロースルーを取っていれば、パターヘッドは自然に加速していきますから、ショートはしないのです。

転がりが良く、最後にひと伸びするようなパッティングができるはずです。

また、イメージとしてはボールを打つのではなく、転がすという意識を持つことも大事です。

軽過ぎるパターもパンチが入る原因に

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打つという意識がありますと、どうしてもパチンといってしまいがちですが、転がすという意識があれば、ボールを押してやる感じで、パターヘッドがゆっくりと、しかもラインに沿って前に出ます。

結果として、フォロースルーがしっかり取れるだけでなく、ボールをラインに乗せることもできるのです。

最後に、パンチが入ってしまうのは、パター自体に原因がある場合もあります。

それは軽過ぎるパターを使っている場合です。

軽過ぎるパターは、どうしてもインパクトの強弱で距離感を出したくなり、ついパンチが入ってしまうのです。

その点、重いパターならば、ゆっくりストロークしても、転がってくれるという安心感がありますし、ヘッドが重い分だけ振り子が意識しやすいはずです。

以上の点に注意して、次回のラウンドではパンチが入ったパッティングをしないようにしましょう!