Gride

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初心者

悩めるSO-RYO

勝負はグリーン周りのショートゲーム。アプローチの考え方

いよいよグリーン周りのご紹介。

アプローチにパターは、ゴルフでスコアを考える上では欠かせません。

その1打によって流れも気分もスコアもまるで違ってきます。

いかに考え寄せて入れているのかお話ししたいと思います。

アプローチの基本は転がし

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アプローチを打つ上でみなさんはまず何を考えますか。

基本はどのようにして打てば寄るのかということです。

ゴルフというスポーツの考え方の基本は、リスクマネージメントだと思っています。

例えば、この冬の時期は芝が枯れて非常に打ちづらくなっています。

こういう状況の中でどうすれば寄せやすいのか。結論から言えば転がすということです。

ではなぜ転がしたほうが良いのか。

ボールを上げるということはウェッジを使って打たないといけません。

クラブの構造的に、クラブの歯からボールに直接コンタクトしないといけないので芝がない時期には特に難しくなる。

少し手前に入ってしまえばダフってボールはまったく飛ばない。

トップをすればボールはグリーン奥へ行ってしまい、OBということもあります。

そう考えるとぴったり寄せるのが難しいということがわかります。

なのでクラブ選択も重要です。

転がすために、ボールをいつもより右に置いてクラブをかぶせて上からボールをコツンとヒットさせるようなウェッジの打ち方があります。

それよりももっとロフトが立ったクラブを使うほうがやさしく打てます。

冬のアプローチはピッチングや9番アイアンなどを積極的に使ってみましょう

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ボールの位置はそのままにいつもウェッジを使っている人は、ピッチングウェッジや9番アイアンを使いましょう。8番や7番でも悪くないと思います。

利点としては、少々手前からクラブが入ってもソールが滑ってくれて大きなミスにはなりにくい、大きなスイングをしなくてもウェッジより前に転がってくれる、たくさん転がるのでパターの延長で打てる、というようなことが考えられます。

1つ自分もする、裏ワザとまでは言いませんが工夫があって、パターと同じ握り方をしてアプローチしてみてください。

やってみるとわかるのですが、普通に握っているよりも強くクラブが入りにくいという利点があります。

アプローチをする上で気を付けたいのが、強く打ちにいってしまうということです。

ダフリ、トップの原因になりますし距離感が出しにくくなります。

普通に握っているとショットの延長として強くなるのでしょう。

握り方を変えるだけでパターの延長となって、強く入りにくくなります。また距離感を出しやすくなります。

距離があまりない時はやってみるといいと思います。

芝がしっかり生えている時期はクラブを少し手前から入れられますが、冬の時期はそうはいきません。

また、冬以外の時期の芝の上は、ボールが浮いているので打ちやすいですが、芝が枯れているとボールが土の上にあるような状態なので、ボールをクリーンにヒットしないといけないのでパターの延長として考えるといいでしょう。

究極はパター

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「パターはグリーン上でしか使ってはいけない」というルールはありません。

基本的にボールを上げる必要がなく、カップまでの間に障害になるようなものがない場合にはパターを使うのも手です。

たとえグリーンに乗っていなくてもウェッジでザックリ、トップしてグリーンオーバーよりパターのほうが寄るという場合には使いましょう。

パターは「テキサスウェッジ」とも呼ばれています。

イギリスで毎年行われる全英オープンを見てみてください。

全英オープンが行われるコースはリンクスと言って、芝がよく生えていないようなコースが多いです。

地面も固く、ウェッジで打つと難しくなるような環境にあります。

プロであってもほとんどの選手がパターを使っています。

プロがパターを使っていてアマチュアが使わないというのはもったいないと思います。

アプローチのミスはスコアにすると2打変わってしまうこともよくあります。

芝の枯れている時期はまずパターは使えないか、転がせないかと考えましょう。

アプローチに必要なことは

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アプローチはできるだけ簡単にするということが大切です。

一番寄る確率の高いアプローチというのは、逆に言えば一番自分にとってやさしい打ち方という意味です。

まずは1つアプローチの打ち方を確立させましょう。これが重要なことです。

それができれば、ボール位置を左にして球を上げてみる、右にして転がすように打ってみる。

クラブを変えて転がしてみたり、ふわっと上げてロブショットを打ってみたり、いろいろな応用ができます。

1つ形ができなければ難しいので、まずはそこを考えましょう。

ただ、感性をなくさないように気を付けましょう。

距離感がなくなると寄らなくなるので、「この辺りにこう打って寄せよう」という感覚は大切に。

いろいろ例を挙げてみましたが、人それぞれ向き不向きがあるのでこれが正解というものはありません。

自分に合ったものを見つけることをお勧めします。

こうじゃないといけないというものはないので参考にしてみてください。

いよいよホールアウト

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次回はパッティングについてお話します。

プロになればグリーンがすべてといっても過言ではありません。

上手になればなるほど重要になってくるパッティングを考えてみましょう。