ゴルフスイング
亜月
なんとなく差してない?ティーアップの最適な高さを調べてみました
こんにちは、ライターの亜月です。
皆さん、ティーショットをする時に、ティーアップをしますよね。
このティーアップの高さについて、考えたことはありますか?
わたしはなんとなく差していたので、最適な高さはどれくらいか? 調べてみました。
ティーアップのメリット
まず、ティーアップのメリットは何でしょう?
ズバリ、飛距離アップです。
ボールの位置が地面から離れて高いので、アッパーブローで打つことができ、バックスピン量を減らして飛距離が出やすくなります。
また、雨上がりなどに地面がぬかるんでいたとしても、関係なく打つことができますし、ダフりにくいため、ボールのミート率が上がりやすくなります。
ティーアップの高さが合っていないとどうなるの?
ティーアップは、高ければ高いほど良いというわけではありません。
それぞれのクラブに応じた最適な高さが存在します。
ティーアップが高過ぎるとアドレスで右肩が下がり、下から上へのあおり打ちスイングが発生しやすく、左に引っ掛けるボールが出やすくなります。
逆に低過ぎると左肩が下がり、上から打ち込むスイングになり、スライスやテンプラが起こりやすくなります。
ドライバー、ウッド、アイアンのそれぞれの高さ
ドライバーのティーアップは、ボールの3分の1~半分くらいがフェースのトップから見えているのが理想と言われています。
最近のドライバーの多くは低重心に設計されており、ボールをフェースの中心よりやや上部分でヒットすることで、バックスピン量を軽減し、より遠くにボールを飛ばすことが可能になります。
フェアウェイウッドの場合は、ボールが芝の上に少し浮く程度が理想的です。
ティーアップを高くする人が多いウッドですが、高過ぎるとフェースの上部分にボールがヒットしてしまい、ミスショットにつながってしまいます。
アイアンは、5ミリ程度の高さに設定すると良いでしょう。
5番、6番などのロングアイアンは、もう少し高くティーアップしても構いません。
こちらも高過ぎるとフェースの上部にボールが当たり飛距離をロスする原因となり、ショートアイアンでは引っ掛けが出やすくなりますので、注意が必要です。
打つ時の状況によって使い分けも
練習場と違い、ゴルフ場では天気によって、風が出ることも多くあります。
アゲインスト(向かい風)の場合は、ティーアップを低くすることで、低弾道を生み出すことができ、風の影響が最小限になります。
フォロー(追い風)の時は、どこまでも遠くへ飛ばすイメージで、ティーアップを高くして打ちましょう。
上がり過ぎは禁物ですが、いつもより高くボールを上げることで、ボールが風に乗って飛距離を稼ぐことができます。
ぜひ、ティーアップの高さを意識して、ラウンドしてみてくださいね。