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ゴルフスイング

宮下芳雄@プロゴルファー

ショートパットの悩みを解決!ショートパットを外さないための3ヶ条!

こんにちは、ゴルフコーチの宮下芳雄です。

今回はショートパットを外さないための3ヶ条をお届けします。

みなさんご承知のように300ヤードのドライバーショットも、30センチのパッテイングも同じ1打です。

ショートパットを外したあと、イライラしてティーショットを曲げてしまった苦い経験がある方は必ずご覧ください!

ショートパットは方向性が大切! そのためには何に気を付けたら良いのか?

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ずばり言います。

アドレスで目標へフェースを向けることと、インパクト時にそのフェースの向きを変えないことに気を付けていきましょう。

そのためにアドレスでは「スパット」を意識して構えたいですね!

このスパットとは、簡単に言うと目印のことです。

ボールの後方に立ちボールと目標を結んだライン上に枯れた芝生やゴミなどを見つけてください。

この時にボールとスパットの距離は30センチ以内が良いですね!

あまり離してしまうと構えた時にスパットを見失ってしまうからです。

さらにボールとスパットを結んだ直線に対してパターフェースを直角に構えたらOKです。

そしてインパクトのフェースの向きを安定させるには「右手のひら」を意識しましょう。

具体的にはインパクト以降、右手のひらがカップ(目標方向)を向くようにしましょう。

ちなみに手のひらが上を向くとプッシュアウトしやすくなり、下を向いてしまうと引っかけのミスが出やすくなります。

43センチ強く打つ!

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パッティングでは昔からよく「ネバーアップ、ネバーイン」と言われています。

つまり、パッティングはカップに届くように打たなければ入らないという意味です。

ザックリ言ってしまえば、パッティングでは「強く打つ」ことが大切!

ずばり言います。

カップまでの距離より43センチ強く打ちましょう!

この数値は、アメリカ人でショートゲームだけを専門に教えるゴルフコーチであるデーブ・ペルツさんが、膨大な量のテストを繰り返したデータをもとに導き出した答えなのです。

みなさんも43センチオーバーを目指して漢(おとこ)気パットをしてくださいね!

肩の向きに方向性を良くするコツがある!

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次は方向性を良くするコツを紹介します。

実はタイガー・ウッズ選手など右手主導でパッテイングをする人は、左肩をオープンにして構えると方向性が良くなります。

少し掘り下げて説明をすると、左肩をオープンにすると打ったボールをラインへ乗せやすくなる効果があるのです。

10センチくらいのOKパットを「お先に!」と言ってパッティングする時に、多くのゴルファーが肩を開いて打ちますよね!

方向性を良くするには左肩をオープンにしたほうが良いのです。

エンジョイゴルファーさんはパットイズスコア!!

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プロの世界では「パットイズマネー」とよく言います。

エンジョイゴルファーさんにとっては「パットイズスコア」ですね!

スコアメイク、ゴルフ上達のためにもショートパットを外さない力を身に付けてください。

読者のみなさんが、ショートパットに対しての悩みが少しでも解決できたとしたら私もうれしいです。

ではまた次回Gridgeでお会いしましょう。