ゴルフスイング
PAR RUSH 01
パットの距離感は簡単に変えられるのか?〜極端に遅いグリーンに遭遇した場合の対処法!
パットに泣かされることが少なくありませんよね。
それは、毎回違うゴルフ場で、グリーンの速さが違うのですから当然なのですが、そのような状況でも何とかタッチを合わせて、3パットをしないようにしたいものです!
しかし、極端に遅いグリーンに遭遇したら、普通の対処法では対応できずにその日一日タッチが合わないままでラウンドを終えることになりかねません。
こんな時の対処法を考えてみましょう!
目次
練習グリーンと本番のグリーンの速さがまったく違うという中で、パットに四苦八苦!
朝の練習グリーンでは、グリーンは速くも遅くもなく、普通かなぁ感じました。
ところが、プレーが始まってみると、遅い! 遅い! 遅い!
こんなに練習グリーンと速さが違うのがありますか? と思うぐらいに、重く遅いグリーンでした。
プレーの前日に終日強い雨が降りましたので、コース管理でグリーンの刈り取りができなかったのかもしれません。
もしそうなら、練習グリーンも同じように重い状態で、遅いグリーンにしておいてもらえると良かったです。
練習グリーンは普通の速さだったので、その速さで練習した距離感が身に付いていました。
しかし、各ホールのグリーンは重く遅い状態でしたので、少し長いパットは、大半が大きくショートすることになりました。
パットの距離感は、身体に染み付いている! それは簡単に変えられるものではない!
パットの距離感は、ラウンドをこなしていくことで、身体に染み付いていくものでしょう。
機械的に距離感を測るのは決して簡単ではないし、それで身に付けるのは大変です。なぜなら、ゴルフ場も異なり、グリーンの速さも一定ではないからです。
キャリアが長いゴルファーは、必ず自分の距離感の物差しを持っています。それを、その日のグリーンの速さに応じて、対応していくことになります。
グリーンの速さは、アマチュアがプレーするゴルフ場であれば、概ね9.0フィート~10.5フィートぐらいの間に入っています。
この速さで、それぞれ自分の距離感が身に付けているわけですが、グリーンの速さが8.0フィートなどと極端に遅いグリーンに遭遇すると、その距離感がまったく役に立ちません。
少しずつ強く打つようにするが、自分の感覚の許容範囲に止めることが肝要!
このような極端に遅いグリーンでプレーすることになった時、スタートから2〜3ホールでパットがショートすることで、その遅さを実感することになります。
この時には、少しでも強く打つように頭では理解していても、いざパットする時には自身に身に付いている距離感は変えられず、ショートすることが続くことになります。
しかし、後半になれば少しずつ強めにパットすることができるようになります。それでも、少しショートするぐらいまでが限界でしょう。
このような日は、これ以上の距離感を崩すような強めなパットはしないほうが良いと思います。
あくまでも、自分の感覚の許容範囲に止めておくことが必要でしょう。
これを崩すと、普通の速さのグリーンに行った時に、自分の距離感が狂ってしまうことになりかねません。