ゴルフスイング
セベケン
アドレスはノーガード戦法、からの鍬で畑を耕す動き!
昔、「あしたのジョー」という漫画で「ノーガード戦法」というのがあったの覚えている人!
概ね50歳以上? 若い人も知っているかもしれないけれど。
力みのないアドレスとスイングには、あの構えが大事! というお話。へへ、クロス・カウンターや!
(画像はアニメ『あしたのジョー』第38話より。たかオフィシャルブログよりお借りしました。(c)高森朝雄・ちばてつや/講談社・虫プロダクション)
ボクシングの構えから腕だらん
ボクシングの構えって、懐を広くして、両手を胸の前に出して構えますよね。
その姿勢のまま、腕をだらんと落としてみてください。それが「ノーガード戦法」の構えです(トップの画像参照)。
この脱力した構えが、ゴルフのアドレスでも重要になってきます。
力まないためには、まず、力むことのできないアドレスを取る必要があるのです。ちょっちゅやってみて~(´∀`*)ウフフ
重量挙げちゃうねん!
ゴルフスイングは、振り上げたクラブヘッドで、いかに効率良く地面にあるボールを打つか? という動きが求められます。
よく、若い人やアスリート系の人が、まるでこれから重量挙げを行うような姿勢で構えたりしてるのを見かけますが、ゴルフは、重いものを持ち上げるような動きではありません。
懐を保ったまま、右上に一捻り、左下に一捻りするような運動です(右打ちの場合)。これから力を入れるぞ! みたいな力感は必要ないのです。
大根切りだから安定する
んで、ここからは、その「ノーガードアドレス」からの振り方について。
ゴルフは、振り上げたクラブヘッドを、下に振り落とすことで、ボールとコンタクトさせる動きなので、振り落としの加速と安定した軌道が重要です。
剣道などで、一番加速の付く強い動きって? 「おめ~ん(面)!」じゃない?
力と軌道が一番安定する振り方です。これを活用しない手はありません。
え? アウトサイドインになるって? そのためにいったん右を向くわけでしょ!
そこから振り落とせば? そう、ボールに向かって一直線に振り落とせるわけです。
昔のお百姓さんが、鍬(くわ)で畑を耕すのとおんなじです。これなら重い鍬も効率良く地面に向かって振り落とせるわけです。
ドラコン選手も振り落としで
昨今は、ドラコン選手も大きな捻転で、下からジャンプアップするような動きではなく、上から下に振り落とす力を効率良く引き出すことによって、クラブヘッドを加速させています。
気象現象の、強いダウンバーストのようなものです。ええ、だってボールは下にあるのですから。
野球のティーバッテイングより、ベクトルは、ずっと下向きになるのが正解です。
参考までに365ヤード飛ばした! (゚∀゚) 高島早百合プロの記事をご紹介。