ゴルフスイング
Fagio
アイアンショットで手元が浮く悪癖!なんとかしたい!
アイアンが苦手という人は、スライスしてしまったり、引っかけてしまったり、いろいろなミスが出てしまいます。
それらのミスは、手元が浮いてしまうミスによって引き起こされてしまっていることが少なくありません。
今回は、手元が浮いてしまうミスを解消する練習についてご紹介します。
インパクト時の手元の浮きについて
アイアンはゴルフの4割のショットと言われるほどウェイトが大きいショットです。
そのアイアンが苦手だと、スコアにも大きく影響してしまうので、苦手を解消する練習をしたいものです。
ボールがスライスしたり、引っかかってしまう場合は、手元の浮きについて考える必要があります。
インパクト時に手元が浮いてしまう人は、テークバック時でも手元が浮いている場合が多いので、スイングそのものを見直す必要があるのです。
手元が浮いてしまう原因
アイアンショットの理想は、インパクトの少し前(プレインパクトから)から、クラブヘッドがなるべく低く降りてきて、インパクト後も低く長くフォローが出ていく、いわゆる緩やかなダウンブローが理想です。
スタンス時の、右足前から左足前の間を、クラブヘッドを低い位置にキープしたままスイングするイメージです。
そうすることで、インパクトエリアのクラブヘッドの挙動が安定し、ナイスショットの確率が増すばかりか、多少のミスにも強くなります。
そのためには、手元が浮いてしまってはいけません。
手元が浮いてしまう人は、テークバックの初動で上体が起き上がり、手元が浮いてしまっている人が多いです。
もしくはその逆で、ダウンスイング時に上体が起き上がり、手元が浮いてしまう人。
見ていると、そのどちらかのケースが多いようです。
手元の浮き上がりを抑えるコツ 1
手元の浮き上がりを抑えるためのポイントひとつ目は、クラブヘッドを低くテークバックすることです。
スタンスの右足前よりも少し右側あたりまで、地面すれすれに引いてみてください。
そこから、上体の前傾角が変わらないようにトップポジションまでバックスイングします。
それだけで、手元の浮く原因のひとつ、バックスイング時の上体の起き上がりを抑えられます。
手元の浮き上がりを抑えるコツ 2
ふたつめは、ダウンスイング時にお腹に力を入れることです。
お腹にパンチでもされた時のようなイメージで腹筋に力を入れ、左のお尻を後ろに引くようなイメージを持ちましょう。
ダウンスイングで上体が起きてしまう人は、腰が前に突き出てしまうパターンがほとんどです。
逆にお腹を引っ込め、お尻を後ろに引くイメージを持つことで、起き上がりを抑えることができます。
手元の浮き上がりを抑えるコツ 3
3つめは、とにかく低い位置にヘッドを下ろしてきて、低い位置に抜けていくイメージをしっかり持つことです。
最初はダフっちゃいそうで怖いかもしれませんが、ふたつめの動きができていれば、体重移動がしっかり行えるのでダフりません。
アイアンショットは、プレーを組み立てていくのに、かなり重要なショットです。
手元の浮きは、ありとあらゆるミスを引き起こす原因になります。
慣れるまで大変かもしれませんが、ぜひ頑張ってみてください。
インパクトが厚くなるので、打った感触がまったく変わりますよ。
低く動かすイメージができるドリル↓
いかがでしたか?
今日は基本練習! 一番やるヤツです pic.twitter.com/dDoP5hy3Zy
— 片山 晋呉 (@ibaraki45) February 27, 2017
最後に片山晋呉プロの、手元の浮き上がりをなくす練習方法を紹介します。
ちょっと荒療治ですが、やってみてもいいかもしれませんよ。
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