ゴルフスイング
オニオンスライス
閲覧注意?!熟練の技の前ではゴルフ理論はひれ伏すしかないのか?!
先日、チェ・ホソンの独特のスイングに関するコラムを執筆している時に、NBCのゴルフアナリストのコメントをご紹介しました。
「ゴルファーの人生において(何にも囚われず)自由にスイングを学ぶことよりも至福の時間はないと言われている」
この時はチェ・ホソンのスイングを称賛しての引用でしたが、この言葉をチェ・ホソンと同じか、それ以上に体現している方がいらっしゃいました。
後光をまとった、神々しいスイング。
このお方のスイングにはゴルフ理論など通用しない?!
まさに閲覧注意の衝撃スクープ映像です!
腹筋崩壊!Bad Golf Shots Bad Golf Swings!
おもにアマチュアのおもしろいゴルフスイングを特集している“Bad Golf Shots Bad Golf Swings”。
いくつかシリーズが出ているようですが、今回ご紹介する動画の破壊力は並みじゃありません!
電車の中などでは絶対に見ないようにしてください。笑いをこらえることは絶対に不可能です。
しかしながら、この動画を紹介する目的はただおもしろいからだけではありません。前述のとおり今回のコラムの主人公の衝撃映像が収められているからなのです。
筆者も最初見た時は目を疑いました。
まずはどこに衝撃映像が隠されているか、予想しながらご覧ください。
奇跡のアプローチショット!
いかがでしたでしょうか?
あまりにも自由にスイングを学び過ぎて、もはやどこに向かっているのか分からなくなっている人たちのオンパレードでした。
特に最初のほうがすごかった!
グルグルとクラブを8の字に回しながら勢いをつけているいるように見えますが、最後の最後でその流れに逆流してボールをヒットするという意味なし打法でした。あれは、ルール上空振りにはならないのかな?
さて、衝撃映像にはお気付きになられましたでしょうか?
動画の3分37秒頃から画面に映し出される、ライトグレーのスラックスに白いポロシャツと白いキャップのご年配のゴルファー。
心なしか彼の周りにだけ神々しい光がさしているいるようにも見えます。
振り上げたクラブをシャープに打ちおろしたかと思うと、チェ・ホソンばりのフィッシャーマンズスイングが炸裂します!
あまりにも面白いスイングなので、思わず見逃してしまいがちですが、彼が放ったボールの行方に注目です!
1球目は一度カップインするかに見えたボールがはじかれて奥へと転がっていきます。そして2球目はなんとピンを直撃!
動画を撮影していた若者(?)も『No way!(まじかよ!)』と驚愕を隠せません!
この方がどのような手段であの奇跡のスイングを手に入れたのかは定かではありませんが、その過程はまさに至福の時であったことに疑いの余地はありません。
まとめ
人に歴史ありと言いますが、スイングにも興味深い歴史が隠されているのかもしれません。
余談ですが筆者はゴルフ練習場で、この奇跡のアプローチを実践してみました。
最初は力加減が難しかったですが、慣れてくるとこれが意外と心地がいいことがわかりました。
両手で持ったザルですくった小石を遠くへ放り投げるような感じで、理屈はまったく分かりませんが、短いアプローチにおいて実に繊細な距離感を出せるアプローチスタイルでした。
感覚的には、よりクラブが自分の体の一部になったように思いました。
実戦では“まだ”試す勇気はありませんが、老後の楽しみにこっそり練習しておこうと思います。妻に笑われながら……。