ゴルフスイング
keiman
なめてかかると痛い目に!グラスバンカー攻略法!
ゴルフ場では、バンカーやハザード、OBなど、さまざまな障害が我々ゴルファーに立ちふさがります。
そんな障害のひとつで、なめてかかると痛い目を見るのが「グラスバンカー」。
バンカーのような窪地で、砂がない状態のラフのことです。
ただの深いラフだと甘く見て、スコアをぼろぼろにした経験から、苦手意識を持っている方も少ないくないのではないでしょうか。
そこで今回は、あなたがグラスバンカーを攻略できない理由を考え、解決策を探していきたいと思います。
グラスバンカーって何?
そもそも、グラスバンカーとはなんなのでしょうか。簡単に言えば「草のバンカー」です。
通常バンカーと言われると砂を思い浮かべますが、グラスバンカーはコースのくぼ地に深いラフをあしらった障害物です。
深さや形はコースによってさまざまで、中には深さ3メートル(!)にも及ぶグラスバンカーもあります。
ハザードではないため、ソールしても罰則はなく、比較的打ち方は自由度が高いことを意味しています。
つまり、臨機応変に工夫することができるのです。
なぜはまってしまうのか
それでは、なぜグラスバンカーでつまずいてしまうのでしょうか。
考えられる原因のひとつに、チョロをしてしまうことが挙げられます。
グラスバンカー内でチョロをするということは、ラフで浮いているボールを上手くとらえられていない可能性が非常に高く、これはスイングが原因の可能性があります。
浮いているボールをとらえるのは、実は思っているよりも難度の高いショットになるため、しっかりスイングと打点のイメージを持っていないとチョロや空振りという結果になってしまいます。
攻略の糸口は「ボールを直接打たないこと」
ではどのように対処すればいいのでしょうか。対処法のひとつに、「ボールを直接打たない」という考え方があります。
グラスバンカーでもアゴがある場合は、高さを出すためのロブショットを打つイメージがいいでしょう。
フェースを開いて構え、バンカーショットのようにボールのやや手前からクラブを入れていきます。
この時、バックスイングは小さめに、フォロースルーは思い切り振り抜いてください。
これにより、高さと飛距離を同時に満たすことができます。
クラブ選びで攻略
また、打ち方も大事ですがクラブ選択も重要になってきます。
グラスバンカーでは、ほとんどの状況で飛距離は落ちますが、まずは脱出最優先です。
残りの距離やボールがどれくらい芝に埋まっているかにもよりますが、ショートアイアン(8番くらい)より長いクラブは持たないほうが賢明です。
逆に、ボールが浮いているようであれば、いつも通りのクラブ選択でかまいません。
今回はグラスバンカーの攻略法をご紹介しました。
実際に外から見るのとその場でやってみるのでは雲泥の差です。
ショットの際の進入角度や番手選びなどある程度経験が必要になってくるため、日頃から練習で上記を意識して取り組むことをオススメ致します。