Gride

gettyimages/1132863837
getty

ゴルフスイング

亜月

アプローチで大切にするイメージはどんなこと?効果的な練習で身に付けよう!

ドライバーを思い切り飛ばしたり、ロングパットをポコポコ入れたり、「こうすると気持ちの良いプレー」というのは、誰もが思い描くのではないでしょうか。

では、スコアに直結するプレーは、どんなものでしょう?

それはズバリ、アプローチです!

アプローチでなぜ? ダフリやトップの出る原因

getty

グリーン周りに来ると、振り幅を調節するなど、コントロールが必要になる場合が多いと思います。

ハザードが目の前にあるなどの状況になると、「バンカーの上を越えてふわっと打ちたい」「スピンをキュッとかけてピンそばに寄せたい」など、いくつかのイメージが出てくるはずです。

しかし、そのような意識から、身体の回転が止まってしまい、クラブがボール手前に落下してダフってしまう人も少なくありません。

また、安定したミートをしようとして身体を動かさない意識が強過ぎると、インパクトの際左肩が上がってしまい、トップが起こりやすくなります。

大きくこの2点が、ダフリやトップの原因になります。

アプローチのイメージは「低く長く」

getty

アプローチをする時に、どんなイメージを持っていますか?

やりやすいイメージもあると思いますが、ひとつ持っておいていただきたいのは、「低く長く」です。

アプローチの際、「ボールを上げたい」と思う時が多々あると思います。

しかし、ボールは、クラブのロフトが勝手に上げてくれますので、上げることについてあまり考える必要はありません。

また、インパクトからフォロースルーだけでなく、テークバックも同様に、「低く長く」をイメージしてみてください。

ゆっくり大きく引いていき、腕だけでなく背骨を中心に全体を回転させていくイメージを持つと、やりやすいですよ!

体感しやすい練習法は?

getty

意識するだけでも大きく変わるアプローチ法ですが、実際に低い位置はここという体感ができれば、さらにわかりやすいです。

方法は簡単。

ボールの手前10センチくらいのところに、ティーを差します。そして、ボールと一緒にティーを打つだけ。

インパクトの後にヘッドが低く長く出ることを、体感できるはずです。

これを数回繰り返して、今度はティーなしでボールを打っていくと、自然と身体が覚えてくれますよ。

ぜひ、低く長いアプローチを習得して、アプローチに強いプレーヤーを目指しましょう!