ゴルフスイング
PAR RUSH 01
ディボット跡・ベアグランドからのショット、どう対応する?〜ラウンド実戦解説!
こんな場面では、どのようなショットやアプローチでしのいでスコアを作るか? を考えます!
今回は、冬場の芝が薄い状況でのラウンドで、様々な場面に遭遇しました。
その中から、グッドな対応ができた場面を見ていきましょう!
皆さんも一緒に考えてください。
目次
グッドなティーショットが、行ってみるとディボット跡でした!
ミドルホール(パー4)のティーショットは、手応えがあるショットでした。
2打目地点に行くと、ディボット跡に入っていました。
それほど深くはないですが、明らかにショットに影響します。
「アンラッキーだなぁ」と思いましたが、「とりあえずグリーン前まで運んで行ければ良し!」と考えました。
★この場面でのショットの注意点…少しダフることを考え、上げたいという気持ちを抑えて、ハーフショット気味に飛ばすようにしました。
手前の花道を使って、乗ればラッキーという気持ちでした。
☆結果は、その通りのショットで、高さは出ませんでしたが、低い弾道で花道目がけて飛んでいきました! ナイスショットです!
無理にボールを上げようとしなかったことが正解でした。冬場ですので、ランが出て花道から乗りました!
ボールは、アンラッキーで芝がないベアグランドでした! このライは難しい!
狭いロングホール(パー5)の2打目のユーティリティ(UT)が少し引っかかり、低い金網で跳ねてラフに戻ってきたような状況でした。
でも、また運悪くボールの辺りだけが、ベアグランドになっていました!
ピンまでは147ヤード程度あります。アイアンを使って少しでもダフるとまったく距離が出ないと思われました。
グリーンは砲台で上がっていて、左手前には深いバンカーがあります。しかし、グリーンが極端な受けグリーンで、上にはつけたくありません。
ここでは、5番UTを選択しました。
★UTであれば、少しダフっても広いソールで、滑ってくれると考えたからです!
☆結果は、ダフリ気味でしたが、当てて終わりという感じでショットしました。その結果、距離は少し足りませんでしたが、花道に運べました。
この状況からは、ナイスショットでした!
結果として、UTの広いソールでボールを拾って、ボールが上がりました。しかし、ボールを上げようとしたら、ミスしていたと思います。
サブグリーンの左足下がりのライから、本グリーンに乗せてボールを止めたい!
ロングホールの3打目が、右からの強い風で流されて、本グリーンの左にあるサブグリーンのエッジに止まりました。
サブグリーンと本グリーンの間は少し下がっています。しかも、ピンに向かって、ボールのライは左足下がりで、本グリーン面に直接落とさなければなりませんが、小さなグリーンなので、できるだけランを抑えたいアプローチでした。
★グリーン間も含めて、転がしていくことも考えましたが、距離感が難しいことから、上げるアプローチを選択しました。
しかし、ライを考えると、止めるアプローチは難しく、ある程度は転がることを想定しました。
問題は、左足下がりのライから、上手く上げることができるか? でした。
☆58度のウェッジで、フェースを開いて構えました。そして、手に力が入らないように注意して、ゆっくりとスイングすると、上手くボールを拾って上がりました。
ボールは、ピンの手前に落ちて少し転がりましたが、ピッタリの距離感で1.5メートルでした。
これはナイスアプローチでした! なかなかこのように上手くはいかないと思いますが、これは自信になります!