ゴルフスイング
もーりー
バンカーショットを簡単にするために知っておきたい3つのこと
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
バンカーショットが苦手だというアベレージゴルファーは多いのではないでしょうか。
今回はバンカーから簡単に1回で脱出するために知っておいてほしいことをまとめてみました。
フェースは必ずしも開く必要はない
バンカーショットではよくフェースを時計の1時~1時半くらいくらいの向きに開くように言われます。
実際にほとんどのプロゴルファーはフェースを開いてバンカーショットを打ちますが、それは微妙な距離を打ち分ける必要があるのと、アプローチで様々なライに対応するためにバウンス角の小さい(8度以下)サンドウェッジを使っていることが多いからです。
いっぽうアベレージゴルファーの場合はバウンス角が10度以上のサンドウェッジを使っている人も多いでしょう。
バウンス角が10度以上あればフェースを開かなくても十分にバウンスを使えますから、確実に1回でバンカーから脱出するだけなら、フェースを開かないほうがショットが簡単になります。
シャフトを地面と垂直に構える
バンカーショットで絶対にやらないほうがいいのはハンドファーストに構えること。
ハンドファーストに構えるとリーディングエッジから砂に接地してしまいますので、クラブが地面に潜り過ぎてダフってしまいますのでボールが飛びません(それを嫌うと今度はトップやホームランのミスも……)。
バンカーショットはバウンスから砂に接地させることで、ボールの手前で砂を爆発させてボールを飛ばします(決してボールを直接打ちません)。
バウンス角を効かせるためにハンドレイト(ボールよりもグリップが後ろ)にするのが基本ですが、これも加減を間違えたらミスの元になります。
これまた1回でバンカーから脱出するだけなら、シャフトは地面と垂直に真っすぐ構えたほうが簡単です。
シャフトが地面と垂直な状態でもバウンスは十分に使えますし、アドレスの再現性も高まります。
肩幅よりやや広いワイドスタンスで構える
最後はスタンス幅です。
バンカーショットの打ち方ではスタンスの向き(オープンスタンス、スクエアスタンス)はよくクローズアップされますが、スタンス幅にはあまり言及されません。
しかしスタンス幅こそバンカーショットを難しくしている元凶じゃないかと思うんです。
バンカーショットを苦手にしている人の多くは(おそらくアプローチの延長で考えているのか)、スタンス幅が狭過ぎると思うんです。
スタンス幅が狭く重心が高いと、下半身が動きやすく軸が左右にブレやすくなります。
そうすると打点(クラブを砂に接地させる位置)がバラついて、ダフりやトップのミスが出てしまいます。
肩幅よりやや広いワイドスタンスで構えれば、重心が低くなり下半身が安定しますので、狙ったところにクラブを入れやすくなりますよ。
「バンカーがどうも苦手なんだよなー」という方は、ここに挙げた方法をぜひ参考にしてみてください。