ゴルフスイング
macyai
ヘッドスピードを上げるには左足の“急ブレーキ”が重要!
超初心者だった私がヘッドスピードを48メートル/秒(m/s)まで上げた裏話です!
以前はヘッドスピードどころかボールに当たらない私……。
そんな私でしたが、現在はまだまだヘッドスピードが上がっており、先日は49.7m/sを記録しました。
今回はどんなことをしてヘッドスピードを上げ、ドラコンプロのライセンスを取得したかを記事にしていきます。
はじめて測ったヘッドスピードは41m/s
私はもともとやり投げの選手で、今も年に数回は大会に出場しています。
ドラコンのプロを目指したのも何となく受けたら受かりそうな気がして、とりあえず受けてみようと思い立って申し込みをしました。
しかし、そんな考えは甘く、実際はヘッドスピード以前にボールに当たらないし、まっすぐ飛ばないという大きな壁がありました。
はじめて測定器を借りてヘッドスピードを測った時は、何度やっても40m/s前後の数値しか出ませんでした。
はじめはゴルフとやり投げは別々に考えていましたが、ある日、自分のスイング動画を見ていて下半身の使い方が似ていると思い、動画を並べて比べてみました。
似ている所は何点かありますが、ボールに当てることしか考えてなく、やり投げにも大切な下半身をほぼ使っていないことや、右肩を外にひねるトルクがないことに気が付きました。
慣性の法則を上手く使うには?
よく地面から力を得て……などと聞くと思いますが、皆さんは意識したことはありますか?
爆発的なパワーを生み出すには欠かせない反発力。文字のごとくはね返ってくる力です。
慣性の法則から「F(力)=m(質量)×a(加速度)」で表現されます。
たとえば、乗り物が動き出す時は進行方向とは反対に身体は引っ張られますが、加速した乗り物に急ブレーキをかけると、前に引っぱられるような経験をしたことはありませんか?
これをゴルフに置き換えてみましょう!
身体やクラブが動き出したら、慣性の法則が働きます。後ろにあるクラブを前に加速させるには左脚でブレーキを強くかけないと前に引っ張れません。
このブレーキ動作は、私はやり投げで鍛えられていたので、すぐに習得できました。
※やり投げ時のブレーキにかかる力は体重の約5~7倍の重さです!
ブレーキをかけるには?
ラグビーワールドカップ(W杯)がすごく盛り上がったので、写真はラグビーのキックのシーンを使いました。ゴルフも同じことが考えられます。
かかとを地面に突き刺すように接地します。
加速したスピードを股関節で受け止めます。
ブレーキをかけたのと同じサイド(右打ちなら左側)の上半身を後ろに回転させることで、自然と右腰が前に回ってきます。
これでクラブヘッドが走るのでヘッドスピードも上がります!
ぜひ、かかとで得た地面反力で股関節を使い、クラブヘッドへ伝えてください。
今回の記事は下半身を中心に書かせていただきました。次回は上半身のことについて書いていきます。
お楽しみに~!