ゴルフスイング
セベケン
ドライバーとアイアンのスイングは同じ!ドライバーもダウンブローです!
よく「ドライバーはアッパーに、アイアンはダウンブローに!」とか申しますけど、いちいちスイングを変えて打つって、ゴルフを複雑にしてません?
私は、ワンスイングです。
写真は往年の最強プロ、トイチこと戸田藤一郎プロですが、見事にダウンブローでしょ! (・。・)
ダウンブローを日本人に広めた、陳清波プロも「ドライバーもダウンブロー」と言っていますよ! (^_-)
(写真は、ゴルフダイジェスト社 チョイス 2002年7月号95ページより)
スイングはひとつ、ただ……
前述のように、クラブによって振り方を変える必要はありません。
ただ、ティーアップしているドライバーと、地面からダフらないでボールを打つショットでは、クラブヘッドの通り方が変わります。
そのためには? そう、ボールの狙い所を変えるだけです。
写真はアイアンの狙い所(鉛筆の部分)を示しています。つまり、ボールの左側を目指して、クラブを振り下ろすのです。
プロのインパクトの超スロー映像を見るとわかりますが、ロフトがワンクラブ分ほど立って(ロフトが減って)インパクトしています。
ボールから直に、しかもボールの先のターフを取るようにインパクトしているからです。
ですので距離もワンクラブ分余計に出るわけです。
ドライバーはボールの右ヒット
次にドライバーの場合です。
スイングは、アイアンと一緒です。ただ、狙い所が変わってきます。
今度は、ボールの右に標準を合わせる訳です。スイングは一緒です。
狙い目を変えることで、ロフトなりのインパクトを向かえることができます。
アマチュアの場合、ボールを飛ばそうとして、どうしても右手を下からカチ上げるように押し込みがちになりますが、そうするとかえってヘッドスピードは落ちるもんです。
スイングはアイアンと一緒! しっかり振り下ろしてくださいね! (^_-)
トイチのパンチショット
ちなみに、先に上げた戸田藤一郎プロのダウンスイング! すごくタメが効いてるでしょ!
コンパクトなスイングながら、強い球筋と大きな飛距離を生む秘訣です。
道具が進化したから、スイングも変わるって?
そういう人も多いですけど、棒の先におもりが付いている道具の効率的な振り方は、変わらないというのが、セベケンの考えです。
戸田藤一郎プロについて知りたい方は『日本最強のプロゴルファー伝』という本も出ています。
私は、この人の「パンチショット」というレッスン書を貪(むさぼ)るように見てゴルフを覚えました。m(_ _)m
(写真は、ゴルフダイジェスト社 チョイス 2002年7月号104~105ページより)