Gride

gettyimages/174763310
getty

ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

GPS距離計測器は強い味方!不安をなくしてミスショットの確率を減らそう!

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は、GPS距離計測器を活用しましょうというお話ですが、それだけではなく、ゲーム感を養うことが大切ですよというお話でもあります。

知らないコースでは距離感がつかめません

getty

a様と丘陵コースをラウンドレッスンした時に、a様より質問を受けました。

a様「打ち上げの距離感がつかめないのですが」

私「a様はこのコースは初めてですよね。誰でも、初めてのコースでは上手くいきません。経験がないので、それこそ“勘”で打たなくてはなりません。まして打ち上げや打ち下ろしのショットでは余計です」

a様「プロでもそうですか?」

私「当然ですよ、データがない限り安心して打てません。しかし今は、高低差も考慮してくれるGPS距離計測器がありますので活用しないと損ですよ」

GPS距離計測器

getty

自分のホームコースなら膨大なデータが頭の中にありますので、過去の経験から推測できますが、知らないコースでは、データがありませんので、勘に頼る他ありません。

しかし最近のGPS距離計測器の正確性は高く、信用のできる物になっています。

新しいルールでも、GPS距離計測器の使用を認めていますので、使ったほうが良いと思います(試合では、高低差の測れる機能は使用できないこともあります)。

ゴルフで、ミスを生む原因のひとつに、不安感を持ちながら打つショットがあります。

知らないコースで確かなデータがあれば、不安感を持ちながら打つショットのリスクを軽減できますので、ショットの成功確率を高めてくれます。

距離のデータがあれば、例えそのショットがミスでも自分の何がミスを生んだのかを理解するのに役立ちます。

ピンまでボールを投げる感覚

getty

それでも、50ヤード以内のアプローチショットでは、距離計を参考にしながらも自分の距離感で勝負できるように、普段から50ヤード以内は練習をしてほしいと思います。

ショット頻度の多い50ヤード以内は、ピンを見たら振り幅と力加減が自然に決まるくらい練習をしてほしいと思います。

アンダースローでボールを投げる時に振り幅や力加減を考えなくても体が反応するのと同じ要領です。

グリーン周りのこの距離は、文字通り“距離感”の世界が大きく影響します。

打ったボールが止まってしまったり、ランが余計に出てしまったりします。そこを感じるのが“感”です。

打ち方や、クラブ選択により結果に大きな違いが出ます。

この辺りを十分に練習することにより、その方の個性や特色が出て来ます。

それが持てるくらい練習を重ねてみてください。

そうすれば90切りが見えますよ。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。