ライフスタイル
Nick Jagger
距離感は街中で磨く!横断歩道で1歩1ヤードの感覚を養おう!
50ヤード以下のアプローチショットは、実際にピンまで何ヤードあるのか分かりにくいですよね。
ゴルフコースのヤーデージ表示は、たいてい100ヤードまでだし、レーザー距離計やGPSのコースナビなどを使わない人は、グリーンの近くになるほど、勘で大体の距離を判断していることでしょう。
自分の打った距離が正しかったのか、間違っていたのかわからない
プロゴルファーのようにいちいち歩測するわけにもいきませんから、ただ漠然と見た目で「40ヤードくらいかな…」と打ってしまいます。
そうすると、例えそれがショートしても、実際には40ヤード飛んでいて、40ヤードと決めつけたのが間違いだったのか、実際に30ヤードしか飛んでいなかったのかは分かりません。
これではいつまで経っても、本当の距離感は身に付きません。
理想は毎回グリーンまで歩測するなりして、正確な距離を計測することですが、それはプレーの速いプロだから許される行為であって、アマチュアが歩測すると、スロープレーになるのでマナー違反です。
では、どうしたらいいでしょう?
打ち終わった後に歩測するようにする
とりあえず目測で打っておいて、打った後に必ず歩測するようにするのです。
自分が打ったボールが何ヤード飛んだのか、そしてピンまでは実際に何ヤードだったのか、「40ヤードのつもりで打ったのに実際は35ヤードしか飛んでいなくて、ピンまで45ヤードだった」という感じです。
それを確認することで、次のアプローチのデータになるのです。
そうしたデータを蓄積していくことで、目測も正確にできるようになってきますし、アプローチの正確な距離感が作られていくのです。
横断歩道の白線から白線までが大体1ヤード
シングルクラスの上級者は、このようなことを意識していますし、そのための歩測の学習をしている人もいます。
1ヤードは大体大股で1歩と言われていますが、歩幅は人によって差があります。
その感覚を養えるのが横断歩道です。
横断歩道の白線から白線の幅が約1ヤード(91.44センチ)あります。
道路を横断するときは、必ず白線の端につま先を合わせるなどして、1歩1ヤードを体に染み込ませるのです。
この歩測の訓練によって、1ヤード幅で歩けるようになったら、道を歩きながら「次の電柱までは何ヤード」と目測して、実際に歩測してみるのです。
こうした日常生活から距離に敏感になっておくことも、アプローチをピッタリ寄せるために欠かせないのです。