Gride

gettyimages/847494938
getty

ライフスタイル

Nick Jagger

距離感は街中で磨く!横断歩道で1歩1ヤードの感覚を養おう!

50ヤード以下のアプローチショットは、実際にピンまで何ヤードあるのか分かりにくいですよね。

ゴルフコースのヤーデージ表示は、たいてい100ヤードまでだし、レーザー距離計やGPSのコースナビなどを使わない人は、グリーンの近くになるほど、勘で大体の距離を判断していることでしょう。

自分の打った距離が正しかったのか、間違っていたのかわからない

getty

プロゴルファーのようにいちいち歩測するわけにもいきませんから、ただ漠然と見た目で「40ヤードくらいかな…」と打ってしまいます。

そうすると、例えそれがショートしても、実際には40ヤード飛んでいて、40ヤードと決めつけたのが間違いだったのか、実際に30ヤードしか飛んでいなかったのかは分かりません。

これではいつまで経っても、本当の距離感は身に付きません。

理想は毎回グリーンまで歩測するなりして、正確な距離を計測することですが、それはプレーの速いプロだから許される行為であって、アマチュアが歩測すると、スロープレーになるのでマナー違反です。

では、どうしたらいいでしょう?

打ち終わった後に歩測するようにする

getty

とりあえず目測で打っておいて、打った後に必ず歩測するようにするのです。

自分が打ったボールが何ヤード飛んだのか、そしてピンまでは実際に何ヤードだったのか、「40ヤードのつもりで打ったのに実際は35ヤードしか飛んでいなくて、ピンまで45ヤードだった」という感じです。

それを確認することで、次のアプローチのデータになるのです。

そうしたデータを蓄積していくことで、目測も正確にできるようになってきますし、アプローチの正確な距離感が作られていくのです。

横断歩道の白線から白線までが大体1ヤード

getty

シングルクラスの上級者は、このようなことを意識していますし、そのための歩測の学習をしている人もいます。

1ヤードは大体大股で1歩と言われていますが、歩幅は人によって差があります。

その感覚を養えるのが横断歩道です。

横断歩道の白線から白線の幅が約1ヤード(91.44センチ)あります。

道路を横断するときは、必ず白線の端につま先を合わせるなどして、1歩1ヤードを体に染み込ませるのです。

この歩測の訓練によって、1ヤード幅で歩けるようになったら、道を歩きながら「次の電柱までは何ヤード」と目測して、実際に歩測してみるのです。

こうした日常生活から距離に敏感になっておくことも、アプローチをピッタリ寄せるために欠かせないのです。