プロゴルファー
もーりー
『人生でOBが1度』の酒井美紀選手が 『飛距離』に手を出してシード復活!
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
アン ソンジュ選手の賞金女王戴冠で幕を閉じた今年の日本女子ツアー。
そんな中で昨年の賞金シード陥落をバネに今年見事に賞金シードを獲得したのが酒井美紀選手です。
嵐と関ジャニ∞をこよなく愛する『乙女♪なゴルファー』
アマチュア時代からタイトルを総ナメにしてきた酒井美紀選手は2010年にプロ転向。
プロツアー参戦後の2014年にはアース・モンダミンカップでのツアー初優勝を含む2勝を挙げ、ブレイクを果たしました。
酒井選手といえば“ジャニオタ”としても有名で、特に嵐と関ジャニ∞の大ファンだそうです。
試合の合間を縫ってコンサートにも出かけるそうですし、なんといっても愛用のアイアンには“嵐”と“∞”の刻印を入れているくらいの熱の入りようだそうです。
シード復活にギアチェンジが貢献した!?
そんな酒井選手でしたが、2017年シーズンは賞金ランキング51位となり、無念の賞金シード陥落となってしまいました。
そしてシード復活を懸けた戦いとなった今シーズン、酒井選手は大きな決断を下します。
それは大幅なギアの変更です。
まずドライバーを飛距離重視でゼクシオドライバーに変更しました(それまでは同じダンロップのスリクソンのドライバー)。
さらに長年愛用してきた4番アイアンの代わりにやさしく飛ばせてグリーンで止まる9Wを投入しました。
酒井選手といえば、アマチュア時代を含めて人生でティーショットのOBを1度しか打ったことがないという、飛距離よりも方向性重視の代表格。
そんな酒井選手でも女子ツアーで生き残っていくために飛距離優先のクラブ選択をしたわけです。
そしてギアチェンジの貢献もあってか、今シーズンは賞金ランキング30位にランクイン!
見事に賞金シード復活となりました。
女子ツアーも『飛距離重視』の時代なのか!
酒井選手が飛距離重視のセッティングで賞金シードを復活させたというのはやはり時代の流れなのでしょうか。
クラブの進化やジュニア世代のレベルアップもあってか、女子ツアーの選手、特に若い選手の飛距離はどんどん伸びています。
それに伴いトーナメントコースの全長も伸び、グリーンも高さで止めるようなセッティング傾向にあるような気がします。
女子ツアーにも押し寄せる『飛距離重視』の波。
今はまだ申ジエ選手や菊地絵理香選手のようなショットメーカーもランキング上位に名を連ねていますが、このままだと飛距離が出せない選手は淘汰される時代が来てしまうのかもしれませんね。
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!