プロゴルファー
とや
ANSAのEnjoyゴルフ☆自分にあったスイングリズムで振れますか?
こんにちは、ライターのとやです!
スイングリズムってとっても大切だと思うんです。でもいざ緊迫したショットでは打ち急いでしまったり、必要以上にゆっくり振り過ぎて引っ掛けてしまったりするミスが出ます。
こうなると当然いいショットなんで出るわけもなく・・・。
目次
プレッシャーでスイングリズムが乱れる・・・
とや:はぁ・・・
ANSA:ん? とやさんどうしました?
とや:この前の最終ホール、パーが出ればベスグロ更新ってとこで打ち急いじゃって・・・。
ANSA:あるあるですよねー(汗)。
とや:ティーショットで体が突っ込んじゃったんですよ。結局OBで最終ホールはダボ・・・。
ANSA:ありますあります。スイングリズムが崩れてしまうと、いつも通りのショットは打てませんからね。プレッシャーのかかる場面では、プロ選手や競技アマチュアの人でもよくある話です。
一番いいスイングリズムって結局何?
とや:ANSA先生、結局ベストなスイングリズムって何ですか?
ANSA:ベストなスイングリズムは人によって違うんです。私にとってはベストなスイングリズムでも、とやさんにはそれが合うかどうか分かりません。
とや:自分のリズムってどうやって見つけたらいいんですか?
ANSA:じゃ、とりあえず素振りしてみましょうか。
とや:え? 素振り? 普通に振ればいいの?
ANSA:はい、しっかり振り切ってください!
しっかり振って芝を軽く擦っているスイングリズムがGOOD
ANSA:今のスイングどうでしたか?
とや:うーん、悪くないような気がします。
ANSA:私から見てもリズムは悪くないですよ。芝を軽く擦る音しましたよね?
とや:そうですね。キレイに振り抜けたと思います。
ANSA:実はこの“芝を軽く擦ることができるスイング”が自分に合っているリズムなんです。試しに切り返しを早くしたり、大きくタメを作ってみたりしてみてください。
とや:・・・あれ? 芝にヘッドが触らない・・・? 今度はダフるし(汗)。上手くできないー!
ANSA:タイミングがズレればバラバラになります。だからボールにヘッドがキレイにコンタクトができなくなるんですよ。芝を軽く擦ることができるスイングが、自分のベストなリズムです。
スイングリズムをつかむ練習は?~素振り~
ANSA:正直なところスイングリズムがズレてる! っていうのは本人が一番わかるじゃないですか?
とや:あー、うんうん。「ヤバイ!」ってスイングの途中で思いますもん。
ANSA:ですよね。そのリズムだけに集中できるのはやっぱり素振りですよ。
とや:そういえば素振りってしませんねー(汗)。
ANSA:ひたすら素振りしてリズムを体に叩き込む、っていう手もありますけどね。なかなかアマチュアの方には難しいというか、そこまで時間が取れない人も多いです。
とや:また地味な練習ほど続きませんよね・・・。
スイングリズムをつかむ練習は?~トップでワンテンポ待つ!~
とや:実際にボールを打ってリズムをつかめないもんなんですか?
ANSA:ありますよ。バックスイングを取ってトップでワンテンポ待つんです。
とや:え? わざとリズム崩しちゃうんですか?
ANSA:スイングリズムが崩れるときって、体の動きと切り返しのタイミングがズレていることが多いんです。打ち急いで突っ込んじゃうときって、先に体が前に突っ込んでいくじゃないですか。
とや:なるほどー!
ANSA:トップでワンテンポ止めちゃえば、体は前に行けなくなりますからね。
【実演】トップでワンテンポ止めてみよう
ANSA:トップでワンテンポ止めてからスイングすることで、体の動きとトップの切り返しがスイングで同調します。リズムもこれで整えることができますよ。
とや:これ、けっこう難しいですね(汗)。
ANSA:慣れれば上手に打てるようになりますし、プレッシャーのかかる場面でも自分のリズムの通りにスイングができるようになってきますよ。
とや:それはありがたいですね。
ANSA:プレッシャーのかかる場面でも、自分のスイングに自信を持ってショットに臨めます。自分の一番いいリズムで、スイングができるように練習してみてくださいね。