プロゴルファー
もーりー
マスターズ制覇とグランドスラム達成へ視界良好!~ローリー・マキロイ~
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
3月15~18日に開催されたPGAツアーのアーノルド・パーマー招待で、約1年半ぶりの優勝を手にしたローリー・マキロイ選手。
これで初のマスターズ制覇へ向けて弾みがつきそうです。
鍛えぬかれた肉体美
3月15~18日に開催されたアーノルド・パーマー招待で約1年半ぶりの優勝を果たしたローリー・マキロイ選手。
最終日にー8のビッグスコアを叩き出し、圧巻の逆転優勝でした。
28歳にしてアメリカPGAツアー14勝目。
北アイルランド出身ということもあり、ヨーロピアンツアーでも13勝を挙げています。
元々デビュー間もない頃から『タイガー・ウッズの後継者』と呼ばれた元世界ランク1位の実力者です。
私もテレビで久しぶりにマキロイ選手のプレーを観たのですが、驚いたのはプレーよりも鍛えぬかれた肉体美。
上半身の胸筋や二の腕などはゴルファーというよりはボディービルダーのようです。
少なくとも首から下は、デビュー当初に石川遼、リッキー・ファウラーとともに『3R』と呼ばれていた頃の華奢な体つきとはまったく別人ですね。
アメリカPGAツアーでもトップクラスの飛ばし屋
マキロイ選手の魅力はなんといってもドライバーショット。
天性の柔軟性と可動域の広さを生かしたスイングは、デビュー当初から各メディアに絶賛されていました。
それに肉体改造も加わり、現在の平均飛距離は320~330ヤードくらいではないでしょうか。
今やダスティン・ジョンソンやバッバ・ワトソンらと並ぶ、アメリカPGAツアーでもトップクラスの飛ばし屋といっても過言ではないでしょう。
身長も178センチ(実際は175センチ)と決して大きくはないですし、球筋も数年前にドローからフェードにシフトさせたと記憶しています。
それでこの飛距離を出せるんですから、物すごいポテンシャルですよね。
マスターズを意識したセッティング?
そんなマキロイ選手ですが、優勝した試合ではクラブセッティングもマイナーチェンジしていました。
これまではヨーロッパの選手らしく3番アイアン(場合によっては2番アイアンも入れている)をセッティングしていましたが、アーノルド・パーマー招待ではアイアンは4番からで、3番アイアンの代わりに5番ウッドを加え、さらにウェッジを1本増やして4本体制にしていました。
私はおそらく4月初旬に開催されるメジャー初戦のマスターズを意識したものだと思っています。
マスターズのオーガスタコースといえば、コース全長はさほど長くはないですが、超高速グリーンの攻略がカギになります。
ロングアイアンよりもフェアウェイウッドやウェッジのようなボールがグリーンで止まりやすいクラブを厚くすることが、オーガスタのグリーンを攻略するにはベストだという判断なのでしょう。
悲願のマスターズ制覇へ
マキロイ選手は大舞台にめっぽう強く、これまでも全英、全米、全米プロのメジャーにWGC、PGA選手権、ドバイ・ワールド・ツアー選手権といったビッグタイトルを総なめにしてきました。
アメリカ・ヨーロッパの両ツアーで賞金王にも輝き、世界ランク1位の称号も手にしています。
そんなマキロイ選手が唯一獲得していないのがマスターズのタイトルです。
さらにマスターズのタイトルを獲れば、グランドスラム(4大メジャー大会すべてで優勝)達成となります。
そういった意味でも、先だってのアーノルド・パーマー招待での優勝はマスターズへの弾みになったことでしょう。
今年こそオーガスタに棲(す)む魔物を攻略して栄冠をつかむことができるのか?
マキロイ選手のマスターズでの活躍に期待大ですね!
それでは、また!