プロゴルファー
ノザ@ゴルフライター
シニアゴルフツアーを観戦!レギュラーツアーと違う雰囲気が面白い!
塩辛大好き!
どうも~ノザです!
今回は、「シニアツアーを観戦した感想」をテーマに書いていきます。
皆さんはシニアツアーを観戦したことはありますか? 僕の周りでは女子プロが人気で、次いでシニアとなっていて、周りで観戦した人は少ない。多分年齢的なものもあるかなって思います。
とは言え僕は、シニアツアーにはずっと前から興味がありました。全盛期が過ぎたとは言え、錚々(そうそう)たるレジェンドがプレーしている訳です。
小技など円熟し切ったプレーは絶対アマの僕達にとって勉強になることばかり!
しかしシニアツアーは年間の試合数も少ないので、見る機会も少ない……。
そんな時シニアツアーが埼玉で開催という情報が入りました。しかも開催場所が車で40分足らずの場所。
初シニアツアー観戦でしたが、やはりいろいろと面白かった。
ということでシニアツアーの感想を書いていきます。
目次
シニアツアーの待遇が良過ぎる! 予選無料や決勝ラウンドも高校生以下は無料
ゴルフ仲間に誘われてシニアツアーを観戦しに行きました。シニアツアーはただでさえ試合数も少ないので、地元開催とあってこんな機会はないと思い一つ返事で了承しました。
繰り返しますが、シニアツアーと言うものの、レギュラーツアーで名を馳せた方達がプレーする訳です。現役時代よりパワーは多少衰えているものの、円熟した技には興味津々。
実際行って見ると、驚いたのはコスパの良さです。
まず驚いたのが、入場無料。
さらに軽いお弁当付きでお茶まで付いてくる。え? って思いますよね。
そのトーナメントがたまたまそうなのか? 気になって調べてみると、やはりシニアツアーは全体的に良心的な値段設定でした。
日本プロシニアですら1日の入場料が2000円程度。高校生以下は入場料無料。これ……運営大丈夫なの? ってレベルです。
そんな理由からシニアツアー観戦の敷居はものすごく低い。気軽にレジェンド達のプレーが観られるのが最大のメリットだと思いますね!
僕が行った時も売店が普通にあって、クラブとかも売ってました。無料な分、売店などないのかと思いましたが、レギュラーツアーと遜色ないイメージです。
レギュラーツアーのようなピリピリ感は少ない
ここからは実際シニアツアーを観戦して思ったことを書いていきます。まず最初に思ったのが、「ピリピリ感が少ない点」です。
男子レギュラーツアーなんて本当に緊張感の中プレーしています。当然ゴルフを生業に生きてくと決めた方達ですから、自分のプレーで生活費を稼がなければならない。
一球入魂じゃないけど、真剣そのものです。
些細なミスが命取りになる、そんな状況でスマホの撮影音などが鳴ればイライラもするのでしょう。
しかし良い意味でシニアツアーはピリピリしていません。むしろ笑顔で談笑しながらプレーしています。
「こんなジジイ達を観に来てもらって逆に感謝しないとね(笑)」なんて冗談を言ってました。余裕があるコメントで好印象を持ちました。
とにかく終始和やかな雰囲気なので、張り詰めた空気が苦手な人でも大丈夫でしょう。
ただそうは言ってもプレーの邪魔はご法度なので、マナーは守りましょう。
実況席のあるパー3で、すし石垣プロが盛り上げていた
打ち下ろしのパー3で、実況席が設けられてお客さんが集まっていました。簡単に言うと、日本シリーズJTカップの18番ホールのイメージです。
そこでプロゴルファーの「すし石垣」さんがアナウンサー2名と共に実況していました。
もうそこではパッティングのアドレスに入ったプロに対しても「おぉ〜っとその向きで果たして入るのか?」など大きな声でリアクション。言われたほうも人差し指を口に当て「し〜」のポーズで返答。
お客さんも笑い、さながらコントのようになってました。
僕が観ていた時は倉本昌弘プロもいました。プレーを観たいから静かにしてよって思いましたね(笑)。
あれもお客さんを喜ばそうとする演出なのでしょう。そういう面でもシニアツアーは「お客さんファースト」にしているという印象を受けました。
レギュラーツアーに比べて選手の対応も良い
以上の話からもわかるように、シニアツアーの選手達の対応は素晴らしいです。
もちろん本気でプレーをしていて、マナーの悪いお客さんがいたら怒ると思いますが、レギュラーツアーに比べたら数倍和やかです。
ゴルフ仲間が「父親が昔からファンです! 握手してください!」とホールアウト後のプロに声を掛けました。すると、「父親かい!」と突っ込まれ、手袋をプレゼントされていました。
僕もいろいろな方に握手をお願いしましたが、ほとんどの方は良い対応をしてくれましたね。
【個人的】谷口徹プロもシニア参戦でこれから熱い!
日本ゴルフツアー20勝の谷口徹プロがシニアツアーに参戦しています。これ、個人的にもめちゃくちゃ熱い展開となっております。
“和製タイガー”と呼ばれ、派手なアクションで魅了する「魅せるプロ」と名高い谷口徹プロ。“谷口節”と言われているコメント力も魅力の1つ。
また、数十年同じパター(オデッセイ ホワイト・ホット #5)を使い続けている珍しいプロです。
僕のドローの師匠なんですよね〜。魅力的なプロで大好きです。
冒頭で書いたように、小技を駆使してスコアを出すシニアツアーのプレーは僕達にとって参考になります。ぜひそのスキルを「生」で観戦して盗みましょう。
シニアならではの絶妙なトーク、雰囲気なども十分楽しめます。
当記事を読んだ方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
それではまた!