プロゴルファー
もーりー
畑岡奈紗選手が開幕から2試合連続の2位フィニッシュ!
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
アメリカではすでに男女ツアーともに熱戦が繰り広げられています。
男子ツアーでは早くもタイガー・ウッズ選手が登場。
優勝こそなりませんでしたが、メジャー制覇やオリンピック出場に向けて上々の滑り出しを見せたようです。
いっぽう女子ツアーのほうは日本人選手が大活躍。
今シーズンからアメリカツアー参戦の河本結選手が初戦から大健闘。
そしてさらにすごかったのが畑岡奈紗選手でした。
2週連続の2位フィニッシュで早くも来季の賞金シード当確!
アメリカLPGAツアーは第2戦の『ゲインブリッジ LPGA at ボカ・リオ』(1月23~26日、米フロリダ州ボカ・リオGC)が開催されました。
今大会でも大活躍だったのは畑岡奈紗選手。
初日はイーブンパーの27位タイ、首位と6打差と出遅れてしまい、さすがに前週の激闘(プレーオフ7ホールの末2位タイ)で疲れが残っているのかなと心配されました。
が、そんな心配は無用でした。
2日目に-8の猛チャージで一気にリーダーボードを駆け上がると、3日目も-5と安定したゴルフを披露。
2日間で13もスコアを伸ばす離れ業で、首位と2打差の-13で最終日を迎えました。
最終日の前半も勢いは止まらず、スコアを3つ伸ばして単独首位に躍り出ます。
しかしこの日首位でスタートのマデリーン・サグストロム選手も一歩も譲らず、サンデーバックナインは両者の一騎打ちに。
そして首位で並んで迎えた18番。
これが決まれば優勝という8メートルのバーディーパット、続く1メートルのパーパットを続けて外してしまい、わずか1打差の2位でのフィニッシュとなりました。
2週連続であと一歩で優勝を逃した畑岡選手。
本人はとても悔しいでしょうが、開幕2試合での獲得賞金は31万3272ドル(約3415万円)で、賞金ランキング1位に躍り出ました。
ちなみに獲得賞金31万ドルはおそらく今シーズン終了時の賞金ランキング80位の金額を軽く超えています。
ということで開幕2戦で早くも来シーズンのシード権獲得をほぼ決めたことになります。
たった2試合で来年のシード権まで手中に収めるなんてすご過ぎですよね。
世界ランキングも1つ順位を上げて4位に浮上。
日本人選手としては宮里藍さん以来となる世界ランキング1位、岡本綾子さん以来となるアメリカLPGAツアー賞金女王、そして昨年の渋野日向子選手に続く海外メジャー制覇に向けて視界は良好のようですね。
河本結選手も初戦から大活躍!
そしてこの大会で輝きを放った日本人選手がもう一人。
それは河本結選手です。
2018年はステップアップツアーで賞金女王、そして昨年はツアールーキーで迎えた日本女子(LPGA)ツアーで初優勝を飾りました。
しかし日本女子ツアーの賞金シードという安定を蹴って、昨秋にアメリカLPGAツアーの予選会(QT)に参戦。
これを見事突破して、今シーズンからアメリカLPGAツアーに参戦することになりました。
過去にも日本で活躍するもアメリカでは伸び悩む、という選手がたくさんいましたので、『時期尚早ではないか……』という声も聞かれましたが、ツアー初戦からそんな周囲からの雑念を払拭する大活躍。
初日を-4の2位タイで終えると、その後も上位争いを繰り広げ、最終的には-9の8位タイでホールアウト。
ツアー初戦にして見事トップ10フィニッシュを果たしました。
ショットにはかなり手応えを感じたみたいですし、バーディーを奪ったホールではギャラリーの声援に手を振って応える余裕もありました。
メンタルも強くて明るいし、ウェアやメイクなどのファッションにもかなり気を使っていますから、華やかなアメリカLPGAの舞台でもすぐに人気者になりそうですね。
河本選手にはこの調子を維持してもらい、今年1年アメリカで大活躍してほしいですね。
タイガーがいよいよ始動!
そしてアメリカPGAツアーはカリフォルニアの名門トリーパインズGCで『ファーマーズ・インシュランス・オープン』が開催されました。
やはり注目は2020年初登場となったタイガー・ウッズ選手。
今シーズンも彼を中心にツアーが盛り上がるのは間違いないでしょう。
しかもウッズ選手は過去にこの大会で8度の優勝を誇り、なおかつあと1勝でツアー最多勝利の新記録更新(83勝)が懸かっているということで、がぜん注目が集まりました。
ただ、公式戦は昨秋日本で優勝した『ZOZOチャンピオンシップ』以来ということもあり、ウッズ選手自身は記録更新は「考えていない」と明言。
自らの年齢やコンディションを受け入れ、無理をすることなく冷静かつ淡々とツアーに向き合うウッズ選手。
年齢を重ねたベテランとしてのウッズ選手の佇まい、私は大好きです!!
そんなウッズ選手ですが、結果は首位と6打差の9位タイでフィニッシュ。
今年初戦ということを考えれば上々の滑り出しでしょう。
大会後の世界ランキングは6位、そして今夏の東京オリンピック出場圏内(アメリカの出場枠は4人)に入ってきました。
東京オリンピックでのウッズ選手のプレーを楽しみにしている日本のファンのためにも、ウッズ選手にはこのまま好調を維持してもらいたいですね。
今春もマスターズを制した昨年同様にタイガー旋風が巻き起こるのか。
ウッズ選手の動向から目が離せそうにありません♪
といったところで今回はこのへんで。
それでは、また!