プロゴルファー
オニオンスライス
ジャスティン・トーマスの悩みを解決した、素敵なギフトの話
「僕は今、大きな問題を抱えているんだ」
というジャスティン・トーマスのコメントから始まるエピソード。
ジャスティンの悩みとはいったいなんなのでしょうか?
退屈なシューズに命を吹き込む?!
ジャスティンが手に持っていたのは、真っ白なゴルフシューズ。
「このシューズにはまったく色がなくて退屈なんだ。誰かこの靴を面白くしてくれないかなあ……」
ジャスティンがそんな悩みをセントジュード小児研究病院に相談したところ、こころよく引き受けてくれたのは、セントジュード小児研究病院の「元患者」のベイリー君でした。
ベイリー君は骨ガンから生還した少年で、彼がもっとも情熱を傾けているのは絵を描くことでした。
ジャスティンも大喜びの最高のシューズが届きました!
フェデェックスのデリバリー・ロボットがジャスティンに届けてくれたのは、ベイリー君がデザインした、とっても素敵なゴルフシューズでした。
真っ白なシューズに魚たちが泳いでおり、ソールに描かれていたのはセントジュード小児研究病院でしょうか。
ベイリー君の渾身のデザインにジャスティンも大満足です!
自由な発想で描かれたベイリー君の無垢なデザインは、どんな大御所のデザイナーでも表現できない素晴らしいものでした!
まとめ
ジャスティン・トーマスは皆さまもご存知のPGAツアーのトッププロの一人です。
ゴルフの腕前も一流ですが、ジャスティンは人に感謝を伝えるのも超一流でした!
病と戦っている子供たちに元気になってもらいたい。
そんな気配はまったく見せず、地味なゴルフシューズを華やかに変身させてくれたベイリー君に対して心から感謝と喜びを伝えていました。
照れて恐縮しているベイリー君に、
「君のひらめきには脱帽だよ! 本当にありがとう!」
と力強く伝えていました。
病気の子どもたちにとって感謝されることは、「早く元気になってね」と言われるよりもずっと大きな励ましになるに違いありません。
そんな思惑など微塵も見せずに、自然に優しい触れ合いができるジャスティン。
ますますファンになってしまいました!