プロゴルファー
オニオンスライス
最もスタイリッシュなゴルファー、アダム・スコットとユニクロの絆。
2013年。
左胸に「UNIQLO」のロゴを付けた男がマスターズを制し、初メジャータイトルを手にした。
オーストラリア出身のアダム・スコット。
今、もっともスタイリッシュなゴルファーとして注目を集めている。
契約後初戦でまさかのメジャー初制覇!
ユニクロがアダム・スコットとグローバル・ブランド・アンバサダー契約を結んだことをプレスリリースしたのは2013年4月のこと。
“アダム・スコット選手は2013年4月8日から米国ジョージア州オーガスタで開催中の2013年マスターズ・ゴルフ・トーナメントからユニクロのウェアを着用して出場する”
この発表をした直後、いきなりのメジャー初制覇を果たしました!
当時このタイミングの良さに多くの日本人ゴルフファンが驚きましたが、一番びっくりしていたのはユニクロでした。
アダム・スコットは筆者も大好きな選手の一人でしたが、このマスターズでアダム・スコットがユニクロのロゴ入りシャツを着ているのを見て、より応援に力が入ったのを覚えております。
ユニクロはゴルフウェアだけでなく普段着でも個人的に大変お世話になっているブランドだけに、ユニクロを着たアダム・スコットにより親近感を感じたのかもしれません。
今、もっともスタイリッシュなゴルファー!
そんなアダム・スコットをThe Most Stylish Man in Golf(もっともスタイリッシュがゴルファー)として紹介している映像をご覧いただきました。
オーストラリア出身のスコットにとって、グレッグ・ノーマンは子供の頃からヒーローでした。
当時ノーマンのおしゃれなファッションに、スコット少年も憧れていました。
ところが、スコットがゴルフコースでプレーをするようになった時は、あまりファッション的にいい時代ではありませんでした。
特に90年代は最悪だった。
と、スコットも語っています。このコメントにかぶせるように、なぜかジョン・デイリーの画像が挿入されたところで笑ってしまいました!
何も知らない人が見たら、素敵なファッションモデルと勘違いしまいそうなハンサムガイのスコット。
もしかしたらユニクロもスコットのゴルフの実力だけではなく、彼のモデルとしてのポテンシャルにも注目しての契約だったのかもしれませんね。
さすがグローバルに展開をしている日本が誇るファッションブランドです! 目の付けどころが違いました!
まとめ
ゴルフに“タラレバ”はありませんが、ついこんな想像をしてしまいます。
もしもアダム・スコットがユニクロと契約を結んでいなかったら。
ユニクロ製品の着心地の良さはみなさんもご存知のとおり。
ユニクロのプロジェクトチームがアダム・スコットのために用意したウェアによって、スコットのパフォーマンスを最大限に引き出したのではないか、逆に言うと2013年のマスターズでスコットがユニクロ以外のウェアを着ていたら、優勝していなかったのではないかと思っています。
その後もスコットはユニクロのチームとウェアの開発をしていますが、両者の絆は2013年のドラマチックな出会いから始まっていたのですね。