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19歳のエス・ランクン選手が涙の初優勝!【ニッポンハムレディスクラシック】
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
北海道を舞台に開催されたLPGAツアー『ニッポンハムレディスクラシック』。
今年から4日間大会となったハードな試合を制したのはタイ出身の19歳、エス・ランクン選手でした。
まさに“ジャパニーズドリーム”
北海道を舞台に開催されたLPGAツアー『ニッポンハムレディスクラシック』。
北海道開催ということもあり、日本では珍しい洋芝の攻略、そして長丁場の4日間競技というハードな大会。
最終日も熱い優勝争いが繰り広げられましたが、そんななかでスルスルっと抜け出して優勝を手にしたのは、今年からLPGAツアー本格参戦となったエス・ランクン選手でした。
最終組の前の組からスタートすると、次々にバーディーを決め、最終日だけで5つスコアを伸ばしてトータル-15。
2位に3打差をつける鮮やかな逆転優勝でした。
ランクン選手は今回の優勝で晴れてLPGA会員の資格も獲得。
来年以降も日本でプレーすることが可能になりました。
まさに“ジャパニーズドリーム”ですね!
父と二人三脚で各国を転戦
そんなランクン選手ですが、年齢はなんと19歳。
LPGAツアーを席巻する“黄金世代”のプレーヤーたちよりも1学年下になります。
しかしランクン選手がプロデビューしたのはこれまた驚きの15歳。
16歳でタイツアーで賞金女王、中国ツアーでは2年連続賞金女王を獲得した実力者です。
しかしそれらのツアーでは獲得賞金もそれほど高額ではなかったこともあり、一念発起してLPGAツアー参戦を決めたのだそうです。
それだけに今回の優勝は、これまでコーチ兼キャディとして二人三脚で各国を転戦してきたお父様にとっても最高のプレゼントになりましたね。
今後の活躍にも期待!
そんなランクン選手ですが、次週は出場を回避してリフレッシュに充てるとのこと。
慣れない日本の生活や連戦による精神的、肉体的疲労から元々から出場回避を決めていたそうで、母国タイからは親戚も遊びに来るとのこと。
そのためにもなんとか稼ぎたいと思っていた今大会ではまさかの優勝で賞金1800万円をゲットなんですから、本人もお父様もびっくりでしょうね。
何はともあれ、親戚たちとの束の間のリフレッシュ期間を満喫して、残りの試合でも美しくキレ味鋭いドローボールを武器に活躍してほしいですね。
ランクン選手、ツアー初優勝おめでとうございます!
それでは、また。