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日経新聞「私の履歴書」で「中嶋常幸プロ」を連載中!〜改めて凄い中嶋プロを認識!

この名前を聞いてすぐにわかる方は、年配のゴルファーでしょうか? 超有名なプロゴルファーで、マスターズの解説などでもお馴染みかもしれません!

永久シードを持ち一世を風靡した、いや今でもシニアツアーでも活躍しているプロゴルファー「中嶋常幸」の生い立ちが、7月1日から日経新聞の「私の履歴書」に連載されています。

私は昔からファンでしたので、毎日楽しみに読んでいます!

中嶋常幸プロを改めてご紹介ましょう!

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1954年10月20日生まれで、群馬県出身です。

高校を中退して、ゴルフに没頭し、1973年に日本アマチュア選手権を優勝。

1975年にプロ入りして以来、プロになって45年で歴代3位となるツアー48勝、シニアツアーでも5勝しています。

さらに、海外の4大メジャーすべてでベスト10に入っているのは、中嶋常幸と松山英樹の2人だけです。これだけみても、凄いプロです!

海外では「トミー・ナカジマ」という愛称で呼ばれていました。

中嶋常幸の名を有名にしたのは、1978年です。

初出場のマスターズ、2日目の13番・ロングホール(パー5)で、11オン2パットの13打を叩いたことと、セントアンドルーズで行われた全英オープン3日目の17番・ミドルホール(パー4)で、バンカーに入れて4打を費やし、優勝争いから脱落したことです。

このバンカーはそれ以降「トミーズ・バンカー」と呼ばれています。

中学生2年でクラブチャンピオンを取り、父親のスパルタ教育で18歳で日本アマを取る!

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父親の中島巌は、とても厳しくスパルタ教育で、中嶋常幸を育てました。

高校を中退してからは、一日12時間練習をしていたようです。父親には中途半端なことは許されず、あまりにも厳しく、途中で自殺したいと思ったこともあったようです。

全盛期には、「打った数を数えられるうちは、練習とは言わない」というほどで、練習量の多さは数多いるプロの中でもトップクラスでした。

ところで、皆さんは日本と名のつく公式競技が、いくつあるかご存知ですか?

正解は、日本アマチュア選手権、日本オープン選手権、日本プロゴルフ選手権、日本プロマッチプレー選手権、ゴルフ日本シリーズ、日本シニアオープン選手権、日本プロゴルフシニア選手権……と7つの競技がありました。

中嶋常幸は、JGAオープン選手権競技3冠を含めて、冠タイトルに「日本」とつく公式戦を全部優勝するという、7冠を達成しています!

その活躍時期は、まさに「青木、尾崎、中嶋」の頭文字を取って「AON」ビッグ3の全盛期!

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ゴルフをやる方なら必ず知っている名前「青木功、尾崎将司、中嶋常幸」。この3人の頭文字を取りAON時代と言われた時代が、まさに男子プロゴルフツアーの黄金期でした。

この時期に、男子プロゴルフ界を牽引した一人が中嶋なのです。

青木功が51勝で歴代2位、尾崎将司が94勝で歴代1位、中嶋と合わせて、3人で193勝という圧倒的な強さの時代です。

その当時を知る私としては、現在女子プロゴルフツアーが黄金期であるのに対して、現在の男子プロゴルフツアーの試合数の少なさは、とても残念なことだと思っています!

ただ、先日の日本プロで、石川遼が3シーズンぶりの優勝をしましたので、男子ゴルフツアーも脚光を浴びることを、大いに期待したいと思います。

なお、3人ともに日本ゴルフ殿堂入りとなり、青木功は2004年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしています。

ゴルフ殿堂入りして、現在はジュニア育成に力を注いでいる!

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中嶋常幸は、本年2019年に日本ゴルフ殿堂入りを果たしました。現在は、シニアツアー出場よりも、ジュニアの育成に力を注いでいます。

茨城県の静ヒルズカントリークラブに、「ヒルズゴルフトミーアカデミー」を設立して、指導を行っています。

このアカデミーは、「次世代の日本のゴルフ界を担う選手を育成したい」という想いから2012年に始まりました。

対象は小学4年生~高校2年生で、2年に1度開催される入塾テストを合格した選手のみがアカデミー生となることができます。

中嶋常幸が自らの経験をもとにアカデミー生を指導するほか、合宿等には松山英樹をはじめ、様々な分野のスペシャリストが指導に訪れます。

このアカデミー出身者としては、日本女子オープンを連覇し、現在米国で活躍中の畑岡奈紗がいます。また、今後活躍が期待できるプロの卵達が練習に励んでいます!

今月は連載が続くと思いますが、歴戦の模様も出て来ることでしょう!

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中嶋常幸は、紹介しました通り48回のツアー優勝を果たしていますので、海外メジャーでの戦いを含めて、様々な出来事があったことでしょう!

この戦いの様子も楽しみに待ちたいと思います。