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野村タケオ

ゴルフマン【第96話】弾道計測

木曜日のお楽しみゴルフマンの第96話です。

皆さんは自分の弾道計測したことありますか〜!

【第96話】弾道計測

最近はいろんな場所で自分の弾道を計測できる機会が増えました。

練習場にも計測できる打席があったり、試打会なんかに行ったときにも計測できたり。

フィッティングのときだってもちろんスピン量や打ち出し角、ボール初速なんかを測って、自分に合うモデルを選べたりします。

僕たちのようなアマチュアも科学的に自分の弾道を分析できるんだから便利な世の中になったもんです。

しかも数年前までは弾道測定器なんてかなり高額で個人で持てるようなものではなかったのに、最近は小型でお値段もちょっと背伸びをすれば買えるようなモデルもあったりして、かなり身近なものになってきました。

おかげで自分の弾道の弱点が分かりやすくなって、その数値を元にスイングをどうしていけばもっと飛ぶようになるのかとか、なぜスライスになるのかなんてことも簡単にわかるので、レッスンなんかにも活かすことができますよね。

自分の弾道をしっかり理解できていればクラブ選びも楽になってきます。

僕はめっちゃスピン量が多いのでとにかくスピン量に注目して、ロースピンで飛ぶドライバーを選ぶようにしています。

簡単に自分の弾道を知ることができるようになったのはとてもありがたいのですが、そのおかげでちょっと悲しい現実を知ることにもなるわけで、特に飛距離なんかはけっこう自分の今までの思い込みと違ってたりして愕然とすることも。

自称250ヤードヒッターが実は230ヤード飛ぶか飛ばないかだったり・・・。

また計測器の種類によって若干数値が違ってきたりするので、けっこう厳しいタイプの計測器だとヘッドスピードが2〜3メートル遅くなったりしてへこむことも。

そういえばまだ弾道計測器があまり一般的じゃない十数年前、大手のゴルフ量販店の試打室には計測器が完備されてたりして、よくお店に行ったときには気になるクラブを試打したりしました。

そうするとね、なんだかドライバーは曲がらず飛ぶし、アイアンも飛距離のばらつきが少なくてけっこういい結果が出るのよ。

で、店員さんに「飛んでますね〜」とか言われて、なんかいい気分になっちゃって買うつもりのなかったクラブを何本か買っちゃったな〜。

でもコースに行ったら思ったより飛ばなかったりして「あれ?」みたいなね。

今から思えば、あれってもしかしたら裏で計測器を操作していい数値が出るようにしてたんじゃないの?

なんてちょっと疑ったりしちゃうんですが、どうなんでしょうかね?