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PAR RUSH 01

いかにボギーでしのぐかが、スコアアップのポイントだ!~上達シリーズ第65回

ラウンドは、楽にスコアを作らせてくれることは少なく、むしろピンチの連続と言っても過言ではありません。

以前にこのシリーズで、ボギー力を磨くというお話をしました。

理屈ではわかっていても、実際のラウンドでは、なかなか簡単には上手くいきません!

ピンチでどのようにしのぐことができるかが、スコアアップのポイントです。

それを実際のラウンドで実践した報告です!

ケース①「とんでもないミスをして絶体絶命のピンチです」

打ち下ろしのやや左ドッグレッグのミドルホール(パー4)に来ました。

ティーショットはフェアウェイセンターで絶好の位置でしたが、2打目をダフり、左のラフに止まりました。

さらにつま先下がりで左足上がりのライから打った3打目のウェッジのショットはシャンクして、サブグリーンの右の崖下に消えました。

OBなどはありませんが、これは絶体絶命のピンチです。

ピンは見えず、崖の上にかなりの打ち上げで、崖の上には木の枝があり、崖と枝の間の空間に打たねばなりません。

このパットは本当に厳しいラインで、執念でねじ込んだ! よく入った!

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これはダボ(ダブルボギー)必至の状況でした。

最初、58度のウェッジを持ちましたが、球が上がり過ぎて枝に触ると大変だと考えて、52度に換えました。

思い切って振り抜いたら、球は土手を越えて枝にも触らずに飛んで行きました。仲間のナイスオンの声、やった! とりあえず第一関門は通過しました。

グリーンに行ってみると、2メートルの上りでしたが、傾斜が強いので相当曲がるフックラインでした。

しかし、ここを何とかボギーでしのぎたいと必死で届かせたパットは真ん中から入りました。

起死回生のボギーでした!

ケース②「起死回生のショット・パットでしのいだのに、次のホールでまたピンチ! さすがに乗り切れないか?」

何とかしのいでボギーで終わったのも束の間、続く短いミドルホールで、ティーショットが引っかかり、土手を転がり落ちるかどうかという球。

最後は確認できませんでした。

行ってみると、ボールは下までは落ちていませんでしたが、グリーンの方向は狙えず、斜め前に出すしかありませんでした。

さらに、3打目のグリーンを狙ったショットは、フックしてグリーンを外れました。

またこのホールも、ダボの危機です!

アプローチで厳しいスライスラインを読み切り、ピン下へ!

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ボールはピンの真横で、きつい受けグリーンのため、アプローチは大きく切れるスライスラインでした。

決してやさしいアプローチではなく、問題はどのくらい切れるかと距離感でした。

ピッチ&ランのアプローチは狙い通りにエッジに落ちて大きく切れながらピンの方向へ向かっていき、ピンの下1メートル強のところに止まりました。

そして、このパットを執念でねじ込んでボギーでしのぎました。

【結果】「このような状況をボギーでしのげると自信になり、簡単にダボを打たなくなる!」

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こうして、2ホール連続のダボの危機をしのぎ、2ボギーで終えました。

でも、これはそもそものミスが引き起こしたダボの危機で、こんなことを繰り返していては駄目だと反省しました。

以前なら、グリーンを外してダボの危機になった時、「あ! ダボだなぁ…」とあきらめていたのに、最近は寄せとパットでしのぐことができるようになりました!

これは、しのぐことを数多く経験することが、さらなる自信につながり、簡単にダボを叩かないゴルフができるようになるのだと思います!