ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第91話】テンション
木曜日のお楽しみゴルフマンの第91話です!
せっかくの楽しいゴルフが台なしになるときってありますよね・・・。
目次
【第91話】テンション
ゴルフってのは、ゴルフ歴が長かろうが、いい歳になっていようが、プレー日が近づくにつれどんどんテンションが上がっていくもんです。
ベッドに入ってからも明日のラウンドの課題とか、スイングのこととか考えたりしてなかなか眠れない。
もう完全に子供の遠足前夜ですな。
新しいクラブの初打ちだったりしたら、もう完全にテンションマックスですよ。
なかなか寝付けないくせに、朝はパッチリと目が覚めるんだよね~。
もう早くラウンドに行きたくて仕方がないわけ。
ゴルフ場に向かう車中だってお気に入りの音楽かけたりしてウキウキだし、友達と乗り合いだったりしたら、もうずっとゴルフの話で大盛り上がり。
大の大人をここまでウキウキさせるなんて、ゴルフってのはすごいスポーツですな。
でもね、ここまでテンションが上がってゴルフ場に到着するわけですが、スタートホールのティーグラウンドに立つと急に不安になってくるわけですよ。
曲がっちゃうんじゃないかとか、チョロするんじゃないかとかね。
なんか後続の組の知らないおじさん達も「こいつどんな球打つんだ~?」なんて思いながらめっちゃ見てる気がするし(実はそんなに見てないんだけどね)。
その朝イチティーショットを乗り切れば、また徐々にテンションが上ってきます。
ティーショットがフェアウェイに行ったり、パーオンしたり、アプローチが寄ったりしたらまたまたグググッとテンションアップ!
しかしゴルフは良いことばっかじゃありません。
曲がったショットが木の裏に行ったり、バンカーで目玉になったりね。
そんな時はまたテンションが下がっちゃうわけ。
ゴルフってのはこんなふうにラウンド中にテンションが上ったり下がったりするもんなんです。
それでもラウンドが終わった時には「今日も楽しかったな~」ってなるわけですよ。
特に最終ホールがパーだったりするとめちゃくちゃ気持ちよく終われる。
でもね、どうしても最後までテンション下がりっぱなしってときもあるんです。
それがラウンド中にクラブを傷つけちゃったりしたとき。
僕の知り合いでもバンカーで石を打ってしまってフェースに傷がついたり、木の根っこを打っちゃってシャフトが曲がっちゃったりした人がいましたが、もうラウンド中ずっと暗い顔をしていましたね。
当然スコアもボロボロ。
大事なクラブに傷がついたりしたらさすがにテンションダダ下がりですよね~。
みなさんも小石があったり、木の根っことかでヤバそうな時はスコアよりもクラブ第一でプレーしましょうね。