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80切りのシナリオを作ろう!アイアンショットの精度がカギ!?
80切りには、アイアンショットの精度がカギになってくるかと思います。
そこで、アイアンのクラブ選択を中心にした80切りのシナリオを考えてみます。
目次
【80切りのためのスタッツ】フェアウェイキープ率、パーオン率、寄せワン率のスタッツ目標を立てる
80切りには、パーオン・2パットをベースにしたいところですが、どうしてもボギーオンが出てしまいます。
そこで、できるだけフェアウェイをキープし、パーオンのチャンスを増やし、ボギーオンは寄せワンでカバーする、というスタッツ目標を立てます。
例えば、次のようなスタッツになります。
(1)フェアウェイキープ率 50%以上
(2)パーオン率 50%以上
(3)寄せワン率 50%以上
最近ラウンドしたスコアカードがあれば、(1)、(2)、(3)のスタッツがどうなっているかチェックしてみましょう。
もし、スコアカードの記録を見てもわからない場合は、わかるように記録したほうが良いでしょう。
(1)、(2)、(3)をクリアできるようになれば80切りは可能です。
【クラブ選択】グリーン狙いのクラブ選択は慎重に!
グリーンを狙う場合は、実測距離ではなく、“補正距離”でクラブを選択します。
フェアウェイかラフか、フォロー(追い風)かアゲインスト(向かい風)か、左足上がりか左足下がりか、つま先上がりかつま先下がりか、グリーンまで上りか下りか、グリーンは硬いか柔らかいか、ピン配置は奥か手前か、などこれらを総合的に判断してクラブを選択します。
例えば、フェアウェイからピンまでの実測距離が140ヤードで以下のような状況の場合、クラブの選択基準として
・風がフォローなら:-5ヤード(風の強さにもよります)
・グリーンまで上りなら:+10ヤード(高低差にもよります)
・左足下がりなら:+10ヤード(フルショットができないため、番手に似合った飛距離が出にくい)
・ピンがフロントエッジから近い場合:+5ヤード(グリーンセンター狙いが安全な場合)
これらの距離を±すると、+20ヤードとなり、実測距離の140ヤードに+20ヤードを追加した160ヤードの補正距離をもとに、最適なクラブを選択します。
アイアンで5番前後の距離は、ユーティリティを使うほうが安全かもしれません。
グリーンを外した場合は、アプローチでカバーするようにします。
どこに外したほうが寄せやすいかを念頭において打つようにします。
【コースマネジメント】ハザードを避け、ティーインググラウンドからグリーンまでの安全なルートを決める
ティーインググラウンドからグリーンまで、安全なルートを選ぶようにします。
フェアウェイやグリーンなど、ボールを運びたい場所にはだいたいハザードが配置されていますので、トラブルになった時の影響度を考え、安全なルートとクラブを選択します。
ティーショットをミスしたら、打ちやすくて得意な距離を残す場所にレイアップして、次のショットに集中し、ボギーオンを狙います。
ミスを無理に取り返そうとすると、ミスがミスを呼ぶ結果になりますので、注意が必要です。
ラウンドが終わったら、フェアウェイキープ率、パーオン率、寄せワン率を計算します。
良かった点・悪かった点を分析し、次のラウンドに活かすようにします。
これを繰り返すことで、80切りが近づいてきます。
参考にしてみてください。