クラブを使って効果的に！練習前に取り入れたい4つのストレッチ

みなさん、練習前にはしっかりとストレッチをしていますか？

「準備運動をしているよ」「柔軟体操は欠かしません！」そんな声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください！

皆さんが行っているストレッチ、本当にゴルフに効くストレッチですか？

この記事では、クラブを使って行うゴルフの前に効果的なストレッチ方法をご紹介していきます！

1.広背筋のストレッチ

練習前に行いたいストレッチ・その1は、広背筋を伸ばすのに効果的なストレッチです。クラブを使って背中全体をストレッチします。

①クラブを支えにして上体を倒し（ぐるぐるバットのスタート前の姿勢のイメージ）、背中の真ん中を伸ばします。
②上体を捻るように左右に傾け、背中の両側を伸ばします。

ポイントは、とにかく背中が真っすぐに伸びた状態をキープすること。

上体を倒すと膝の裏側がつらいという方は、少しひざを曲げた状態でもOKです。

2.腰背部のストレッチ

練習前に行いたいストレッチ・その2は、腰背部のストレッチです。

ゴルフクラブを横にして端を両手で持ち、体を左右に捻って腰や背中をストレッチします。腕の位置などは特に気にせず、持ちやすいポジションで構えます。

捻り方は2パターン。上半身だけを中心に、背骨を捻っていく方法と、かかとを浮かすようにして軽く脚も動かし、骨盤から背骨までを連動させていく方法です。

それぞれの方法で、「効いている」と感じる位置が違うと思うので、どちらも行うとより効果的です。

3.肩甲骨と体側（たいそく）のストレッチ

練習前に行いたいストレッチ・その3は、肩甲骨と体側に効果的なストレッチです。

まず、両手でクラブの両端を持ち、体の前～頭の上～体の後ろ、次は後ろから前……とクラブを動かしていくことで肩甲骨をぐるぐると動かしてほぐします。

勢いよく一気に動かすのではなく、ゆっくりと動かすのがポイント。

慣れるまでは広めの幅でクラブを持つと、楽に動かすことができます。

次に、クラブを頭の真上に掲げた状態で、上半身を真っすぐにキープしたまま真横に倒していき、体側を伸ばします。

このときは、上半身を前や後ろに傾けないのがポイントです。

4.腰背部と肩甲骨のストレッチ

練習前に行いたいストレッチ・その4は、腰背部と肩甲骨のストレッチです。その3でご紹介した動きに、腰や背中を伸ばす要素が加わります。

クラブの両端を両手で持って上体を前に倒し、そこから前・上・後ろとクラブを動かしていき、後ろから前に戻っていきます。

脚がつらければ、膝を少し曲げて行っても構いません。

前屈に合わせて腿の裏側も伸ばしたい方は、上体を骨盤から倒すようにします。

腰回りもストレッチしたければ、背中を丸めた状態で上体を倒すと効果的です。


ゴルフクラブを取り入れた効果的なストレッチ方法をご紹介しましたが、いかがでしたか？

練習前にしっかりとストレッチをすることで、スイングにいい影響を与えられたり、ケガを減らすことにもつながります。

ぜひご紹介したストレッチを練習前に取り入れてみてくださいね！