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ライフスタイル

PPK

10年以上のブランクを経て、ゴルフに再チャレンジするということ(44)

しばらく間が開いてしまってすみませんでしたm(_ _)m

でも、突然書けなくなったのです。

言い訳ですが。

どれだけ上手い方に笑われていたとしても、いわゆる一つの「一点の曇りもなく」、正直に書いてきました。

記事もほぼできていました。

後は、“この今と今の気付きをどうやったらうまく伝えられるか”を念頭に推敲を重ねてきました。

それほど、この記事は本気の本気だったのです……。

こんな記事を半ば完成させていました↓

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【毎日毎日、家で練習して来たゴルフ。今朝も終了。これで492日連続。

正直時間のない日は3発だけの時もあったけど、9時~3時でのワンレバースイングをショートパットとともに続けてきました。

最初はあまりに酷かったこの小さなスイング。

どダフり、トップ……球に当たらない。

ようやく当たるようになってくると、今度はシャンク、どフック、どスライス……。

パター用などいろいろと怪しい打ち方のオンパレード。

そしてこの状態から一歩も進歩しない……コースに出てもつまらない……。

そんな中突然車を買う羽目になり、ゴルフ予算削減……。

またゴルフが遠くへ行ってしまう……次はもう100も切れないに違いない……。

“いやいや! 今の俺には家練がある!! アイドリングのまま次の機会を待とう!!”そう心に決めて、2月以降もずっとスポンジボールでの小さなスイング練習を続けてきました。

今年になってから始めた1300グラムの鉄パイプでの小さな素振りと、その結果チャレンジすると決めたテンフィンガーグリップ。

それらの相乗効果が、この春からグン! と表れてきたのです!!

車購入のせいでコースで試せていないのが残念^^;ですが、練習場での実弾テストの結果は上々。ずっと安定しているのです。

その中身を、極力わかりやすく、数回に分けてシェアして参りたいと思います。

特に、運動不足で、大きなお腹が邪魔な出戻りゴルファーの方には参考にしていただけるのではないかと思います!

では始まり始まり~。】(以下長々と続く^^;)

ところが!

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32話で紹介した、スーパーゴルファーテッちゃんから突然メッセージ。

「(前略)シングルになりたいんでしょ~? 見てあげるから一回ラウンドしようよ! いや、その前に練習だな!(後略)」

わたくしPPK、不遜にもこの時、かなりの確信を得ていました。

“ラウンドしてないからスコアがどのくらいになるかわからないけど、もう曲がらないんだよ。もう、曲がり幅の少ないドローボールしか打てないんだよ。もう、分かったんだよ”と。

知らなかったゴルフスイングのシンプルな仕組みを解明し、バリバリやってた30代半ばの頃にもできなかったことができるようになったその秘訣を、分かりやすくシェアすることが自分の使命であるとまで思っていました。

でも、あのテッちゃんのスイングや球を、10数年ぶりに見たい。

そして、自分も見せたい。

ただ教わりに行くのではなく……。そんな気持ちがありました。

でも、この今の好調な状態で半端に教わったら、かえって崩れてしまいそうな怖さもあった。

必死に、すべてを、ノートに書き出しました。

下手なイラストでイメージを表現し、自分の腕の形をスケッチもして(ベン・ホーガンの『モダンゴルフ』かっ! ちゅーくらい^^;)

某練習場で待ち合わせ。

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まずは座学。

9通りの球筋をノートに書き「まっすぐ飛ばすことが良いのではなく、自分のクセを生かしながらどうやって目標に球を運ぶかが大切なんだ」と。

「この中のどれ?」

自分は復帰後、真ん中から左に大きく曲がる球筋であること、ここ最近はその曲がりがかなり小さくなり、少し右に出て左に戻る球筋だと話す。

「それなら簡単だ!」と打席へ。

まずは彼のデモンストレーション。

いきなりドライバーを抜き、素振りはおろかストレッチも何もせず、超真剣な表情でフルスイング!

鋭い出足の球が、頂点のあたりで少しフェードの弧を描き、ずいぶんと遠くまで。

着地地点はよく見えなかった。

一発目こそが実力。いきなり度肝を抜かれた。

まずは球を置く位置とその管理法を教わる。

そして「それを厳密に管理することが、お金も時間も限られるアマチュアゴルファーには必要」であると解く。

続いて「なんだよその素振りは! 素振りは本番さながらの本気度ですること! そして素振りのように打つんだよ」と。

慣れない球の位置。

初めての練習場。

後ろから、大きな態度のハンディ2のスーパーゴルファーに睨まれながら。

緊張するなぁ。

頭が真っ白になってる。どうやって振るんだっけ?

思い出せないまま、ちゃんと当たる様にリズムだけを意識して打つ。

フック、フック、フック!

“え~っ!? すっかり元に戻っちゃったよ!!”

「いや、スイングは問題ない! 左に曲がるんだから、これで打ってみな!」

“え~っ!? こんな球の位置で、しかもオープンに構えるの!?”

無理だよ、打てないよ~!

「いいから打つ!!」

パチーン!

“ありゃ!? いい球!! まっすぐだ!!”

アイアンも、フェアウェイウッドも、ドライバーも、まっすぐ行って少し右に曲がったり、曲がらなかったり。

「相当いい球だよ! あれで文句あんの!?」

“いえ……ありません!!”

しかし……飛ばないな、オレ。

確か昔は、どちらかというとオレの方が飛んでたよね。

それが今や、2番手も違う……。

彼の飛距離が伸びて、自分の飛距離が落ちた。結果は2番手もの違い。

「しかし、もうちょっと飛ばないとシングルは厳しいな!!」

ガックリ( ;´Д`)

(続く)