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もーりー
ゴルフは対戦相手とポイントを奪い合わない珍しいスポーツなのです!
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
世の中にあるスポーツ、特に球技全般については、ほぼもれなく対戦相手とポイントを奪い合うことで勝ち負けを競い合います。
しかしゴルフというスポーツは、球技の中にあって対戦相手とポイントを奪い合うことはありません。
まさに『己との戦い!』という、珍しい球技だと思うんです。
勝ち点(ポイント)を奪い合うからこそ起きた異例の展開。
世界中を熱狂させているサッカーの『FIFAワールドカップ2018 ロシア大会』。
我らが日本代表は予選グループを2位で通過し、2大会ぶりの決勝トーナメントに駒を進めました。
前回大会は屈辱の予選敗退で、今大会も前評判は決して高くはないなかで、チームが一丸となっての快進撃。
本当によく頑張ってくれましたね!
しかしながら予選突破を決めたポーランドとの第3戦は、終盤に異例の展開が待っていました。
1-0とポーランドにリードを奪われている状況だったのですが、このままのスコアで予選突破できると踏んだ日本チームは、これ以上の失点を防ぐために、自陣エリアでパス回しの時間稼ぎを始めました。
いっぽう今大会での初勝利がかかったポーランドも積極的にボールを奪いに行かず、そのまま時間が流れて1-0のままで試合終了のホイッスルが鳴ったのでした。
これには会場内からも大ブーイング。
試合後も賛否両論、様々な意見が激しく飛び交う事態になりました。
私も実際に試合をテレビ観戦していたこともあり、今回の日本代表の決断に対して、戦略的にはわかる気持ちと、プレー的には消極的で寂しい、といった様々な思いが交錯しました。
でも私は生粋のゴルフバカ!
最終的に出していた結論は、『サッカーはゴルフと違って、対戦相手と勝ち点(ポイント)を奪い合うスポーツだからこそ起きた展開なんだ』ということです!
ゴルフは基本的に対戦相手とポイントを奪い合わない珍しい球技!
ゴルフでも今回のサッカー日本代表の取った戦術と同じようなことをすることがあります。
例えばパー4のティーショットをミスしてたときに、トラブルを重ねてダブルボギーにしないために、無理せずに最初から3オン2パットのボギーを狙っていく、というシチュエーションですね。
こういったプレーは我々アマチュアだけでなく、プロのトーナメントの優勝争いの中でも選択されることもあります。
だからといってサッカー日本代表のように、消極的なイメージや賛否が別れるような意見が噴出することはないと思います。
むしろその戦略を評価されることがほとんどです。
この違いがどこから出てくるのか。
それはゴルフが基本的に対戦相手とポイントを奪い合うことがないからです。
考えてみるとゴルフ以外の球技って、対戦相手とポイントを奪い合うものばかりなんですよね。
今回のサッカーはもちろん、野球・ラグビー・テニス・卓球・バレーボールと、どれも相手からポイントを奪い、ミスすれば相手にポイントが加算されます。
ゴルフの場合は自身のプレーに対して自身のポイント(スコア)が変動します。
バーディーを取ったからといって、同伴競技者のスコアからポイントを奪うわけでもなければ、ボギーを打ってポイントを与えることもありませんからね。
ただし“例外”もあります。
ただしゴルフにも例外はあります。
それはマッチプレーの場合です。
マッチプレーは基本一対一で1ホールごとに勝ち負けのポイントを競い合っていきますからね。
考えてみるとゴルフ発祥時の本来の競技方法はマッチプレーだったわけですよね。
ゴルフも元を辿れば、他のスポーツと同様に、ポイントを競い合うスポーツだったんですね。
それが時を重ねて、どういった経緯かわかりませんが、ストロークプレーが現在の主流になっています。
基本的に対戦相手にダメージを与えずに、常に己との戦いで黙々とプレーを重ねていく。
こういったところも私がゴルフを愛して止まない理由なのかもと思います。
というわけで、これからも相手とポイントを競い合わずに自己と向きあいながら、ゴルフという競技を楽しんでいきたいと思うゴルフバカなのでした。