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夏に急増!ラウンド中に熱中症になってしまったら!?
いよいよ気温が上がってきて、ニュースなどでも熱中症の話題が取り上げられる時期になりました。
ゴルフ場でも熱中症の症状を訴える方は、毎年必ず一定数いるんです。
そこのアナタ、人ごとではありませんよ。
もし自分が熱中症になったら、もし友人や家族が熱中症になったら、すぐに対応できるようにしておきましょう!
熱中症の症状を知っておこう!
まず熱中症とはどんな症状があるのか見てみましょう。
体から水分が奪われ、体温が上昇してくると様々な症状が出てきます。
・喉の乾き
・めまい
・汗が出ない
・体中が熱くなる
・手足のしびれやケイレンが出る
などが代表的な症状です。
熱中症がひどくなると、意識が朦朧としてきて自分で歩くことすらできません。
こうなってしまったら仲間の手を借りるしか方法はありません。
「喉が渇いたな」と感じる前に水分をマメに補給することが、一番の熱中症予防になるんですよ。
すぐに木陰へ移動!体を冷やして
熱中症になってしまった場合、体がかなり熱くなってしまっています。
オーバーヒートを起こしているんですね。
こんなときはすぐに近くの木陰に移動させてあげてください。
「よくわからないから動かさない方がいい!」
これ絶対ダメですよ?
ただでさえ体が熱くなっているのに、太陽の光に晒し続けると熱中症の症状を悪化をさせることにつながります。
また手元にあれば、濡れタオルなどで首や脇の下など太い血管があるところを冷やしてあげるようにしましょう。
うちわなどで風を当ててあげるのも体温を効果的に下げてくれます。
体は乾いています!水分補給を
熱中症になってしまったら、体の中が乾燥状態になってしまっていると考えてください。
そんなときはすぐに水分を補給してあげることが大切です。
スポーツドリンクがベストですが、なければお茶やお水でも大丈夫です。
まだ自分で意識があるうちは、水分を飲むことができるのでとにかくたくさんの水分を飲ませてあげましょう。
症状が進んでくると意識を失ってしまう場合もあり、自分で水分補給をすることができなくなってしまいます。
そうなるとその場にいる人では対処が難しくなってしまいますのでスピードが命です。
処置と同時進行!救急車の手配
体を冷やすことと、水分を補給してあげること、これらと同時に行ってもらいたいのが救急車の手配です。
自分の携帯電話などから直接119番通報をしてもいいのですが、この場合ゴルフ場内のどこにいるのか、正確な場所を伝えるのは困難を極めます。
そのためベストなのはゴルフ場スタッフに連絡をして、救急車の手配を頼むとスムーズです。
同時にスポーツドリンクや氷嚢などを、その場所まで持ってきてもらうようにお願いすることができますしね。
「もしゴルフ仲間が倒れてしまったら」あまり考えたくはありませんが充分考えられる事態です。
そういったとき後悔しないため、慌てないためにも正しい知識を持ってベストな行動が取れるようにしておきましょう。
とはいえ熱中症にはならないことが一番です。
しっかり水分を摂って、夏のゴルフを楽しみましょう。