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ゴルフの後にオススメな疲労回復ご飯レシピ10選!

ゴルフに行くと、疲れて次の日何もしたくない! そんな風に思う人、実は多いのではないでしょうか?

せっかくの楽しいゴルフ、心も身体もリフレッシュしたい所ですが、次の日に疲れを残してしまっては逆効果ですよね。

その日の疲れはその日のうちに、ということで、今回は、ゴルフの後にオススメの疲労回復に効果的なご飯レシピをご紹介します。

ゴルフの疲れをしっかりと取って、軽やかに次の日を迎えましょう!

疲労の原因

疲労には肉体的疲労と精神的疲労の2種類がありますが、ゴルフの後の疲れというのは、主に肉体的疲労と言えそうです。

肉体的疲労には、筋肉を動かすためのエネルギー不足と、疲労物質(乳酸)の蓄積、この2つが原因と言われています。

疲労回復には、食事による栄養補給と、十分な睡眠が重要です。

栄養補給をする際には、特にビタミンB群は外せない栄養素ですので、その効能を見ていきましょう。

ビタミンB群

疲労回復に特に重要な栄養素が、ビタミンB群です。

ビタミンB群とは、体の中で摂取した栄養素をエネルギーに変換するのを助ける役割を果たしますので、どんどんエネルギーを使う人間の体には必要不可欠な栄養素です。

日々の食事からある程度補えるビタミンB群ですが、偏食などにより栄養バランスが崩れてしまうと慢性的な疲れの原因となり、病気を引き起こすケースも見られます。

ビタミンBの中でも特に重要なものが、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6の3つです。

ビタミンB1

豚肉や鶏肉、玄米、大豆などに多く含まれ、糖の代謝を助けます。

ビタミンB1が不足すると、疲れやすくなったり手足のしびれやむくみが出てくることがあります。

疲労回復のために食事内容をご飯を白米から玄米に変えたり、豚肉や鶏肉を積極的に摂るようにしましょう。

ビタミンB2

ビタミンB2は、レバーや卵、豚肉、納豆、ナッツ類に多く含まれ、脂質の代謝を助けてくれます。

普段から脂質を多く摂取している人は、特に意識して食事に取り入れるようにしていきたいですね。

ビタミンB2の不足が肌や髪のトラブルの原因にもなるため、積極的に摂取したい栄養素です。

ビタミンB6

レバーやマグロ、カツオ、にんにくなどに豊富に含まれる栄養素、ビタミンB6は、たんぱく質の代謝を助けてくれます。

普段の食事でたんぱく質を多く摂取している方は、合わせて摂るようにしたいですね。

脂質の代謝もサポートしてくれる働きがあり、肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ役割も持っています。

ビタミンB6が不足すると、アレルギー症状や神経系に異常が見られたりすることもありますので注意しましょう。

ご紹介したビタミンB群の他にも、カルシウムや鉄なども、疲労回復に効果的です。

ゴルフ後の疲労回復におすすめのレシピ10選

ゴルフ後の疲労回復におすすめのレシピを見ていきましょう。

どれもおいしく手軽に作れるため、疲れて帰ったその日のディナーにピッタリですよ。

(メニューはいずれもクックパッドより)

冷しゃぶサラダ

夏にピッタリの冷しゃぶサラダです。

ビタミンB1をふんだんに含んだ豚肉を茹でることでアクや臭みが取れ、しっとりした食感は、シャキッとした水菜に合うこと間違いなし。

さらに、ポン酢をかけることで酢の主成分である酢酸が、疲れの元となる乳酸を分解する働きをサポートしますので、豚肉と共に、ダブルで疲労回復効果を得ることができる万能レシピです。

チキン&アボカドスープ

チキンとアボカドを使ったスープは、どの季節でもしっくりと身体に染みわたるおいしさです。

このレシピで使用する鶏むね肉には、だるさや疲れを取る抗疲労効果が示されているイミダゾールペプチドという成分が含まれています。

さらに、一緒に具材として投入するアボカドは、豚肉に勝るとも劣らない、ビタミンB群の宝庫。

“食べる美容液”とも呼ばれる、美肌の最強フードです。

豆腐とニラと豚肉の味噌煮込み

豆腐とニラと豚肉の味噌煮込みは、これ一品で満足できそうなくらいの、ボリュームも栄養素もふんだんに含んだレシピです。

冷たくても温かくてもおいしく食べることのできる豆腐には、良質なタンパク質や必須アミノ酸が多く含まれているので、疲労回復に最適。

刺激的な香りが食欲をそそるニラは、ビタミンB1と結合するとその吸収を助け、疲労回復効果を持続させる働きがあると言われています。

ご飯にも合いそうな一品ですね。

中華鶏がゆ

昔から日本人の弱った身体を癒してくれるお粥には、栄養たっぷりの鶏と卵を入れて疲労回復効果を狙いましょう。

疲れで胃や肌に不安を感じるという人はいませんか?

鶏肉に豊富なコラーゲンを摂取することで、美肌への効果が期待できるだけでなく、骨や関節、筋肉にも働きかけますので、丈夫な身体を作って健康を維持するのに役立ちます。

ほうれん草に入っている鉄分は体中に酸素を届ける栄養素ですので、疲労回復に打ってつけです。

ふんわり卵のニラ玉

食物繊維とビタミンC以外の栄養素をすべて含んでいる、完全栄養食とも言われる卵と、ニラを使った栄養満点のおかずです。

卵に含まれているタンパク質には、疲労回復だけでなく、筋肉量を増やすなど、筋肉の強化も期待できます。

中華あじ(鶏ガラスープのもと)を入れることで、本格的な中華惣菜になりますよ。

ご飯やうどんなどの炭水化物とも合いますので、どんな形でもおいしく食べられます。

あさりの炊き込みご飯

ビタミン・ミネラル・タウリン・亜鉛・鉄分を多く含むあさりを使った炊き込みご飯もおいしくて人気です。

あさりは、貧血を予防したり疲労回復を助けたりする魚介類で、特に体内では作れないビタミンB12の含有量が多いと言われています。

こちらのレシピには人参や油揚げが入っており、少量でもしっかりと満足できる内容です。

あさりの出汁を噛み締めて味わいながら、おいしく栄養補給を行いましょう。

モロヘイヤとしらすの酢の物

「王様の野菜」という呼び名もある、モロヘイヤと、クセがなく食べやすいしらすの酢の物です。

夏野菜のモロヘイヤには、代謝をサポートするビタミンB1、ビタミンB2が多く含まれており、老廃物の蓄積を防ぐ効果があります。

しらすは、歯や骨を形成するカルシウムだけでなく、ビタミンDやビタミンB12も含んでおり、低脂質で美肌にも効果的です。

この2つの食材を酢の物にすることで、さらにサッパリと食べられ、夏に箸の進む一品となります。

とろとろサンマの丼

秋の旬の大本命とも言えるサンマと、すりおろした長芋を使った簡単おいしい丼ごはんです。

サンマは「夏疲れ回復」の大戦力と言われており、ビタミンB2、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEなど、疲労回復に効果のあるビタミンB群だけでも、これだけのものが含まれています。

長芋にもビタミンB群やビタミンCが豊富に含まれている上、酵素の消化促進効果によって、栄養が効率良く体内に吸収されることもうれしいポイントですね。

カブの葉のきんぴら

煮ても焼いても炒めても美味しく調理できるカブですが、今回のレシピで使う部分は、カブの葉です。

実はカブは、一般的に食べられている根の部分よりも、葉のほうに多くのビタミンが含まれています。

カリウムやカルシウムなども葉に多いため、捨てずに摂取したい部分です。

すき焼きのタレを使った簡単レシピで、ご飯が進むおかずが出来上がりますよ。

りんごのコンポート

最後にご紹介するのは、食後のデザートとしておいしく食べられる、りんごのコンポートです。

コンポートと聞くと調理が難しいイメージがありますが、鍋1つでできてしまうお手軽さ。

りんごにはクエン酸やりんご酸などの有機酸が豊富に含まれますので、乳酸の分解を早めて疲労の蓄積を抑制する効果があります。

冷たいままはもちろん、ホットでもおいしい、1年中楽しめるデザートです。

食べることもゴルフ上達への道に繋がる

疲労が重なると、ご飯を食べるのもめんどくさいとそのまま寝てしまうという人もいると思いますが、食べて必要な栄養をしっかりと摂ることは、ゴルフ上達への道となります。

食べることは健康的な身体を作ることにつながります。

栄養が満たされていないと、ゴルフ後だけではなく、ゴルフ中に疲労を感じ、パフォーマンスが落ちてしまうことも考えられますよ。

さらに、食事は肉体的疲労を回復させるだけでなく、精神的健康面にも大きく影響をもたらします。

ゴルフを楽しんだ1日の終わりは、おいしい食事で締めましょう。

お酒の飲み過ぎには注意

ゴルフ中やゴルフが終わったあとのお酒は、飲み過ぎに注意しましょう。

お酒を飲むと身体が温かくなったり、全身がふわっとして気持ち良くなる感覚を味わえるという人も多いと思いますが、アルコールには血管を拡張させて血行を良くする働きがあります。

利尿作用により身体の中の老廃物が排出されるため、疲労回復にも効果があると言われています。

ただし、それは飲酒量が適量である場合です。

お酒を適量以上に飲んでしまうと、体内から大量のビタミンB1が失われてしまい、疲労回復効果が失われる結果となります。

また、大量のお酒を飲むと、眠りについてからもアルコールの分解に身体が働いている状態となり、睡眠の質の低下にもつながります。

お酒が好きな人は、ゴルフが終わった解放感からお酒をたくさん飲みたい気持ちがあると思いますが、飲み過ぎには十分注意しましょう。

寝る前のストレッチで疲労回復効果倍増!

食事を摂り、いざ就寝! の前に、簡単なストレッチを行うと、疲労回復効果が倍増します。

寝る前のストレッチの効果は、2つです。

1つは、血液の循環を促し、寝付きを良くすること。

もう1つは、「カルノシン」が放出されることで、副交感神経が優位に導かれ、リラックス効果を得られることです。

難しいストレッチはありません。

床に寝ころび、両手を上、両足を下へそれぞれぐーっと伸ばしていくストレッチ。

膝を立てて座り、背中を伸ばしたまま、右足を左の太ももに乗せて、お尻を伸ばすストレッチ。これは、反対側も同じように行いましょう。

力を抜いた状態で、両手と両足をブラブラさせるストレッチ。

どれも、ゆっくりとした呼吸と共に行うことで、リラックス効果が得られ、疲労回復にも効果的です。

まとめ

ゴルフは、1日中歩いたり打ったりと身体を使うスポーツですので、疲労が重なるスポーツです。

もう何もしたくないとベッドに倒れ込みたくなることもあると思いますが、疲れている時こそ、ご飯を食べて疲労回復のための栄養を摂取しましょう。

そして、そんな疲労回復には、ここまで紹介してきたようにビタミンB群がおすすめです。

おいしくて簡単なレシピをご紹介しましたので、ぜひ試してみてください。