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Nick Jagger
これさえやっておけばベスト更新も!?スタート前の効果的な練習法
スタート前にどんなことをやっておくのか、それによってその日のスコアが決まってしまうと言っても決して過言ではありません。
スタート前ぎりぎりにコース入りし、息を切らせてティーグラウンドに駆けつけるようでは、朝イチのショットで大きなミスを犯すのは目に見えていますし、その日のプレーすべてを台なしにしてしまうかもしれません。
ボールを打つ前にウォーミングアップを
トーナメント会場に行くと、朝からナイスショットを連発しているプロゴルファーたちを見ることができます。
しかし、彼らはコースに着いて、いきなりボールを打っているわけではありません。
早朝、宿舎の近所を軽くジョギングしたり、コース入りしても風呂場の脱衣所で入念にストレッチをして、十分に体をほぐしています。
しかし、アマチュアの大半はどうでしょう?
長時間のドライブ後で体が固まっている状態で、いきなりフルスイングなんて人も多く見かけますよね。
野球の試合だって、最低限十分に体をほぐしてからキャッチボール、素振りをして臨みますよね。
ゴルフだって同じです。
スタート前には、少なくとも次のことをやっておきたいものです。
スイングリズムを感じながらボールを打つ
1.準備運動で肩関節や股関節、両ひざなどを十分ほぐしておく。
寒い日や普段運動不足の人は、特にウォーミングアップを入念にやり、筋肉を柔軟にしておきます。
2.ウェッジなどクラブヘッドの重めのものを使って、スイングリズムを大切にしながら素振りをする。
クラブヘッドの重みを感じながら振ると、リズムをチェックしやすくなります。
3.練習場では最低1箱は打っておく。
最初はウェッジなど短い番手から打ち始め、ミドルアイアン、フェアウェイウッドと徐々に長いクラブに持ち替え、ドライバーへ。
最後にウェッジの短いショットで締めます。
4.練習のテーマはその日の球筋をチェックすることです。
体調はその日によって違いますから、球筋も微妙に違ってきます。
ただし、いつもと違う球筋が出たりしても、スイングをいじることはやめて、その球筋でスコアメイクすることを考えてください。
ミスショットが連発しても同じです。スイングをいじる場は普段の練習場だけにしておきましょう。
スタート前でははっきり言って、もう手遅れです。
打球練習もウォーミングアップ
打球練習も本来はウォーミングアップに過ぎません。
しかし、ボールを打っておけば、その日の傾向がわかりますし、気持ちにゆとりを与えてくれます。
要は不安をできるだけ取り除くことが、スタート前の練習のメインテーマなのです。
練習グリーンでは距離感をつかむことをテーマに
ドライビングレンジがないゴルフ場はありますが、練習グリーンがないコースはありません。
練習グリーンではタッチをつかむことを目的にしましょう。
いつもプレーしているコースでも、その日の天候や芝の状態によって、ボールの転がり具合はまちまちです。
2メートルくらいのイメージでストロークしても、芝が乾いている場合は3~4メートルくらい転がってしまうこともありますし、湿っていれば1メートルで止まってしまうケースだって十分考えられますからね。
そうしてボールの転がり具合をチェックしておけば、その日の芝の状態に合った距離感がつかめるからです。
カップインさせることよりもタッチを重視した練習をしておくことです。
このようにスタート前にやっておくことはたくさんあります。
準備万端、気持ちを落ち着かせて朝イチのティーショットに臨むため、スタート時刻の最低1時間前にはコースに着くようにしてください。