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PAR RUSH 01
この冬の異常な寒さの対処法!〈緊急特報〉〜“いつも80台を目指す「ラウンド日記」”第15回
2018年1月22日に首都圏を襲った大雪でかなり多くのゴルフ場がクローズになり、そのあとも全国的に過去最高の寒気団による異常低温が続き、東京も45年ぶりに氷点下4度を記録しています。
こんな中ですが、皆さんはゴルフをやっていますか?
今回は、この極寒の中ラウンドをしてきましたので、「ラウンド日記の緊急特報」として、どんなにすごいかをお伝えします。
この日も、ほぼ終日ティーが刺さらない状況が続きました。
私は、毎年1月2日頃からゴルフをやっていますが、今回の寒さとコースの状態は、過去にほとんど経験がない程厳しいものです!
グリーンが凍っているのは当たり前!
今回のラウンドは平塚富士見カントリークラブでした。
このコースは、神奈川県西側の大磯なども近い湘南にあり、少し高台にはありますが、通常はほとんど雪が降りません。
1月22日の首都圏の大雪の時も、夜は雨になって翌日はクローズにならなかったというコースです。
今日も、日陰には少し雪がありましたが、ほとんど見えない状況でした。
そんな比較的暖かい同コースも、1月28日の予報では最低気温が氷点下2.4度、最高気温は5.4度でした。
朝の8時35分のスタート時の気温は氷点下0.2度で、曇っていて、ホールを追うごとに空が暗くなり、上がり2ホールでは小雪がちらつきました。
そんな天候ですから、グリーンは当然凍ったままで直接落とせば、スピンもかからず跳ねて奥へ転がります!
また手前から転がして行っても、氷の上を滑っていく感じで、どこまで転がるのか見当もつかず、そのスピードが増しているんじゃないかと感じる状況でした。
前半のハーフは陽も射さず雪も舞う寒さですから、グリーンは朝の凍ったままでした。
後半の途中から少し日射しが出て、グリーンも少しずつ溶けてきましたが、表面は柔らかくなるものの、その下は凍ったままでマーカーがさせない状況が最後まで続きました!
さらに、凍っているかいないかで、グリーンの速さが変わるので厄介でした。
フェアウェイ、ラフ、ベアグランドも全部が凍っていて、思いがけないことに!
今回の過去最高の寒気団による影響で、グリーンばかりでなく、フェアウェイ、ラフ、林の中のベアグランドなどすべてのところが凍ってしまっていました!
フェアウェイに打ったドライバーはナイスショットでしたが、下が凍っているたために通常よりも距離が出ました。
私が経験したことがないところまで飛び、えっ! と思うことが何回かありました。
しかし問題は、少しでも曲がるとまるでコンクリートのように跳ねてしまい、ケガが大きくなることでした。
ラフ、ベアグランドを転がって、その先のOBまで転がってしまい、みんなでOBの競演をやる始末です。
逆に、グリーンに向かって行けば少しトップ気味のボールが転がる! 転がる!
手前から乗ってしまう有様です。
さらに、グリーン周りのラフも凍っているために、落ち場所によっては、跳ねて奥のOBまで転がってしまうことも、数多くありました。
この寒さはいつまで続く? とりあえずこんな対処法でラウンド!
さて、この寒さはいつまで続くのでしょうか?
気象庁の長期予報では2月、3月も平年よりも気温は低めと発表されています。
したがって、ラウンドでしばらくこの寒さとの戦いは続くと思います。
今回のラウンドを終わり、寒さの厳しい次回以降のラウンドでは、次のような対策をして、何とか乗り切ろうと思いました。
★ドライバーショット
いつも以上に方向性を重視して、曲がりを極力少なくします。決して飛距離を欲張らないこと!
また、ラフに入るとどちらに跳ねるかわからないので、距離を落としてでもフェアウェイキープに徹します!
★セカンドショット
あまり球を上げることを考えずに転がしていくことを考えます。トップで良いと思うぐらいで良しだと思います。それよりも、絶対に曲げないことを徹底します。
フックしたりスライスしたりすると、グリーンシーズンならラフで止まるはずのボールが普段行かないところまで転がってしまうというリスクを考える必要があります。
必要なのは、転がして、グリーンの手前の花道でも良いという気持ちを持つことですが、距離感はそんなに簡単ではありません。
★バンカー
極力入らないようにすることです。陽が当たらないバンカーは霜柱が立っていて、この霜柱があるバンカーショットはとても難しくなります。
★グリーン周りのアプローチ
パターを多用するのが賢明だと思いますが、打ち過ぎるととても転がってしまうことを考えておきましょう。
いずれにしても、今年の厳しい状況の中では、いいスコアは出ないとあきらめて、来るべきシーズンに備えるショットの精度向上を目指すことが正しいと思います。
皆さん、くれぐれも注意して、ラウンドしましょう。
今週もまた雪に見舞われる可能性があります。
ゴルフに受難の時期は続きそうです!