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10年以上のブランクを経て、ゴルフに再チャレンジするということ(21)
13年ぶりのゴルフは、目標の100を切れずに103で終わった。
でも、ゴルフができない期間に小さな希望をため続けたポイントで、素晴らしいコースで、懐かしい仲間とプレー。
2ヶ月強準備しても100を切れなかったのは悔しいが、打球練習は週に1度の2カゴだけで、あとはひたすら自宅でのスポンジボールを使った“ワンレバースイング”の練習と、1メートルのパッティングのみ。
それを考えれば、充分な結果だった!
体力面でも、最初は10発も打てば腰が痛くて耐えられず、3キロ歩けば翌日はもうロクに歩けなかったことを考えれば、完走できただけで充分!
12ホール目でこむら返りを起こしてしまったけど、おかげで完璧なショットの連発を3ホールも体験することができた。
これを再現できるように、そして二度とこむら返りを起こさないように、あと1ヶ月練習だ!!
“ブランコを揺らすように”ができていたんだ!
ところで、こむら返りの後の完璧なショットの連発。あれは何だったんだろう?
あんなに軽く振ってあんなに飛んだことはないし、球筋もとても美しかった。
あれを通常の身体の状態で再現できないもんだろうか?
当日を朝から思い返す。
こむら返りに襲われるまでは、“ゆるゆるグリップ”と“身体の回転で振る”ことを意識していた。
でも実際は、ゆるゆるグリップの力加減を保てずに、インパクトで“グッ”と力が入り、“ガツン”とクラブが入ってしまうことが多かった。
それがこむら返りをしたことによって、とにかく“力をどこにも入れない”ように注意を払った。
特にアドレス。まさに“そっと”立っていた。
また“あの痛みをもう一度味わうこと”を本能的に恐れていたため、本当にどこにも、どの瞬間にも力を入れず、『ブランコを揺らすように』振れていた。
まさにケガの功名で、倉本プロの経典どおりにでき、その結果、あの素晴らしいショットを体験させてもらったのだ。
そしてそれは、究極の“打とうとしない”であり、究極の“クラブが勝手に下りてくるのを待つ”だったのだ。
いろいろな煩悩にまとわり付かれて、“こむら返りを起こさない”という精神状態でゴルフをするのは難しいが、あれに近いものはどんなイメージやキーワードを持っていると再現できるのか?
自宅スポンジ練習で、毎日試行錯誤してみよう!
来月は13年ぶりのホームコース!
ゴルフ再開と同時に入れた、もう一つのラウンドの予定は、13年ぶりのホームコースでのラウンド。
そう、会員権を持ったままでいたホームコース!
しかも当時の仲間たちが、復帰を祝って集まってくれての2組コンペ!
ありがたやありがたやm(__)m
ところで、なぜ13年も手放さなかったの?
ホームコースを持つと、プレーをしなくても年会費がかかる。
経済的に苦しい中で、まったくプレーしないのに年会費だけを払うのはとても辛い。
一度休会を申し出てみた事はあったが、転勤などのやむを得ない事情以外は受け付けてもらえず。
“充分やむを得ないんですけど!”そう叫びたいほどで、毎年年会費の請求が来るたびに“もうやめようか”と思った。
でも、ようやくつかんだハンディ10。
ハンディ10になれば、最高峰のクラブ選手権の予選にも出場できる(我がホームコースの場合)。
“もう二度とハンディ10になんてなれないんじゃないか?”
“もう二度と75なんてスコアは出せないんじゃないか?”
目標だったシングル入り目前でクラブを置いたのは、あくまで一時のこと。
一時のつもりが意に反して13年もかかってしまったわけだが、毎年、毎年、来年こそはと納め続けてきた。
それもこれも、すべては道半ばで中断したシングル入りへの想い……。
今でも、プレーできるのはせいぜい月に一度だけ。
その制約の中でシングルになるには、月に一度のプレー機会を月例会に限定し、そこで好スコアを出すしかない!!
応援ありがとう!
月例会も何も、まずは一度プレーしてみたい!
そんな願いを聞き入れてくれて、復帰2ラウンド目はホームコースでの2組コンペ。
復帰を祝い、決して安くないビジターでのプレーを快諾してくれた仲間たちに、心から感謝!
月一でのシングル入り、頑張ります! ありがとうございます!!