初心者
もーりー
雨の日の練習は“飛距離”を気にしないようにしましょう!
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
先日の練習でのこと。
この日は何球打ってもドライバーの飛距離がいつもよりキャリーで10~15ヤード飛ばなかったです。
えっ、調子が悪かったって?
いえいえ、調子はいつもと変わりません。
理由は、この日降っていた雨にありました。
10~15ヤードほどキャリーが落ちる
一般的に、雨の日はドライバーで10%ほど飛距離が落ちると言われています(雨量にもよるので、一概には言えませんが)。
まず地面が柔らかくなってランが極端に出なくなりますし、湿度や雨自体の抵抗でキャリーも出なくなります。
普段はキャリーが230ヤード、ランが20ヤードでトータル250ヤード飛ばせる人でも、雨の日だと225~230ヤードしか飛ばせなくなります。
私の場合はドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、あとは5番アイアンくらいまでは、雨の日だとキャリーで10~15ヤードくらい飛距離が出なくなります。
アイアンの場合はさらに複雑で、一般的には20%くらい飛距離が出なくなると言われていますが、ボールとフェースの間に水が入り込むことでスピン量が減り、逆に飛んでしまうこともあります(フライヤーと同じ原理ですね)。
これまた私の場合は、ミドルアイアンの場合はせいぜい5ヤードくらいの飛距離差が出るくらい。
また、ショートアイアンやウェッジでは雨の日だからといって飛距離が落ちることはほとんどありません。
雨の日は“飛距離”にこだわらない
このように、雨の日の練習ではあまり飛距離にこだわっても意味がありません。
逆にいつも通りの飛距離を出そうとして目一杯スイングして調子を崩してしまったり、ケガをしてしまっては元も子もありません。
雨の日の練習では飛距離が出ないことを受け入れ、むしろ晴れの日に比べてキャリーでどのくらいの飛距離差があるのかを番手ごとにチェックしてみましょう。
練習場ではランの転がりはチェックできないと思いますが、番手ごとのキャリーの飛距離差がわかっているだけでも、実際の雨の日のラウンドではかなりのアドバンテージになるはずです。
ティーアップしたボールを打つようにしましょう
雨の日のラウンドでは地面が柔らかくなるので、セカンドショット以降でダフりやすくなります。
なので雨の日のラウンドではボールをクリーンにとらえたいものです。
というわけで雨の日に練習するときは、いつも以上にティーアップしたボールを打つようにしてみてください。
ティーアップすることで、ボールをクリーンに打つ練習になりますから、雨の日のラウンドで役に立つことは間違いないですよ!
ゴルフは天候と上手く付き合うことが必要なスポーツ。
雨なら雨の日なりの練習をしっかり行い、実際のラウンドに生かしていけるようにしましょう!