ライフスタイル
飛太郎
QOLシリーズ10 “本当の意味で”引き締まった腹筋を作る!【呼吸】編
こんにちは! 飛太郎です。
久々のQOL(quality of life、生活の質)シリーズ、10回目の今回は「呼吸と腹筋」に関してお話しします!
ダイエットやトレーニングが思うように成果が出ない、なかなかお腹だけが引っ込まない・・・。
その原因、多くの方が気付かないこの「呼吸」と深く深くつながっているんです。
そして、ゴルフにおいても腹筋は超・重要ですから、これを機にちょっと目からウロコを落としていっていただければうれしいです♪
僕と20年以上の付き合いのある親友が、うれしいことに最近このGridgeを読んでくれているそうです。
ダイエットに本腰を入れ始めたその親友に捧げる意味も込めて、今回はお送り致します♪
肥満と呼吸の密接な関係。
一般的に「BMIが30以上」の人は、いわゆる肥満とされます。
「昔のジーンズが入らなくなった・・・」というトホホ話はよく聞きますが、ルックスよりも深刻なのが「病気」との関連性ですよね。
成人病の原因になる、って言われても、若い方からすればピンときませんから、「まだ若いからダイエットはしなくてもいいかな」ってなりがち。
でも、深刻なのは何も成人病だけじゃないんですよ!
「睡眠時無呼吸症候群」という病名は多くの方が耳にした事があると思います。
それは「肥満低喚気症候群(ピックウィック症候群)」という病気の合併症として現れやすいんです。
カンタンに言えば、脂肪によって呼吸が阻害されてしまう病気です。
脂肪が肺を圧迫したり、横隔膜の動きを鈍らせたり、胸を開きにくくする事が起因します。
症状としては、息切れ・頭痛・傾眠傾向※・抑うつ・慢性疲労など。
※軽度の意識障害、日中うとうとすること
いかがです?
成人病に限らず、過度な脂肪が原因で年齢を問わずに健康は損なわれてしまいます。
呼吸と肥満が密接に関係することがご理解いただけましたら、次はそれを解消するためにアクションを取りましょう!
・・・となるんですが、その前にソコでも「呼吸」に一つご注意いただきたいんです。
闇雲なトレーニング、うまく成果が出ない原因。
肥満と呼ばれるほどに蓄えてしまった脂肪。
じゃあそれを燃やしてしまえばいいじゃん! とダイエットやトレーニングに着手したとしましょう。
でも、なかなか成果が挙がらない、くじけそう、心が折れちゃった・・・仕事柄、さまざまな声を聞きます。
そこで僕はいつも質問しています。
「呼吸、意識してますか?」って。
皆さんキョトンとされますが、呼吸がもたらす効果の差は絶大なんです。
例えばトレーニングに関して言えば、特に瞬発系や高重量トレーニングを行う人の多くが、呼吸を止めて行います。
一概にそれを間違いとは言いませんが、キチンと呼吸を意識して内燃機関を活用する人と、無呼吸運動に終始してしまう人とでは、筋肉の育つ速度も、筋肉の質さえも大きく変わってきます。
※水泳選手の筋肉が柔らかく、酸素を多く含んでいると言われるのも、代表的な例と言えます。
ただ闇雲にハードなトレーニングを重ねても、アウターマッスルばかりが大きくなるだけ。
特に腹筋運動などに言えることですが、引き締めようとしたいなら、まずインナーマッスルにアプローチすることが重要ですよ!
そんなアナタにオススメ! その名も「ドローイン」
日常で浅くなりがちな呼吸を整え、腹部の脂肪を落とし、インナーマッスルを引き締める・・・。
そんなことできるの? はい、できます(笑)。
しかも一挙にできちゃう方法、ご紹介します。
その名も「ドローイン」と言います。
いろんな方法が出回ってますから、最終的にはアナタに合った方法でお試しいただくのが良いかと思いますので、僕からは基本形のみ(立位)をお伝えしておきます。
1.胸を張って、背筋を伸ばしてください。
2.お腹を凹ませ、息を大きく吸っていきます。その際もお腹は凹ませたまま、胸式呼吸をイメージして行うとやりやすいです。
3.次に息を吐いていきます。その際、凹ませたお腹をより凹ませるように。
4.息を吐いて凹んだお腹をキープ。そのまま浅く長い呼吸を15秒くらい繰り返してみてください。
以上です、お疲れ様でした!
継続的に、強くしなやかに、健康に!
いかがでしたでしょう? ドローイン、難しかったですか?
このエクササイズに限らず、日頃から呼吸を意識する事でいろいろと変化が出てきますので、どうか「継続して」行ってみてください。
あえて言葉を強調したのは、効果が出ても出なくても、どうしてもすぐに止めてしまう人が多いからです。
僕は、個人的には「ダイエット」というもの自体は推奨していません。
なぜならそれは、一時的な対処療法に近いと思うからです。
トレーニングは都度身体と相談しながら行う必要がありますが、健康的な体型を維持する事は、一時的なダイエットだけで済ませてしまうべきではありません。
「良い生活習慣を継続・持続させること」
それこそがどんなダイエットにも勝ると思うからです。
筋肉をアウター・インナー、両側面からバランスよく鍛える必要性があるのと同じように、ダイエットも偏ったものだと、却って健康を害しかねません。
今回ご紹介した呼吸によるエクササイズなども、日々の「呼吸」という習慣を見直すキッカケになれば、と考えたからです。
皆さんにはどうか、長く素晴らしいゴルフライフを送っていただきたいという想いが、僕にはあります。
余計なお世話かも知れませんが(笑)。
それではまた! 飛太郎でした。